無線LANの選び方
無線LANっていっぱい製品があるけど、どれを選んだらいんだろう・・・
ここでは、あなたにピッタリの無線LANの選び方を紹介します。
無線LANの選び方
無線LANを選ぶときのポイントは次の3つです。 これ以外は、どの製品もほぼ共通しているので、あまり気にする必要はありません。

ポイント1 規格の種類
無線LANの規格には、主に以下の4つがあります。
| 規格 | 速度(理論値) | 特徴 | |
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Draft IEEE802.11n (Draft 11n) | 130Mbps〜 300Mbps |
通信距離が長い 障害物に強い 電子レンジなどの電波干渉を受ける Draft 11n対応の無線LANルータは少し高い |
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IEEE802.11g (11a) | 54Mbps | 障害物に弱い 電子レンジなどの電波干渉を受けない |
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IEEE802.11g (11g) | 54Mbps | 電子レンジなどの電波干渉を受ける |
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IEEE802.11b (11b) | 11Mbps | 電子レンジなどの電波干渉を受ける |
無線LANルータ(親機)を置く場所と、パソコンが別の部屋にある場合は、Draft 11nに対応している無線LANを購入するのが無難です。
無線LANルータ(親機)の近くで、主にインターネットしか使わない場合は、11gまたは11aの規格に対応していれば十分だと思います。
無線で接続するパソコンや周辺機器がたくさんある場合、Draft 11n対応で、かつ11aと11gが同時に使える製品が良いと思います。 ある機器は11aを、ある機器は11gを使うようにすれば、より多くの機器を高速に接続することができます。
ポイント2 無線子機の種類
無線子機には、次のようなものがあります。
| 画像 | 子機の種類 | 接続方法 | 特徴 |
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無線LANカード | PCカードスロット | ノートパソコンへ接続可能 |
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無線USB子機 | USB2.0 | USB端子を持ったパソコンへ接続可能 |
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イーサネットコンバータ | LANポート | 有線LANで接続できる機器へ接続可能。 例えば、NASやテレビやパソコン。 |
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プリントサーバ | USB | プリンターに接続可能 |
無線LANカードは、ノートパソコンに接続できます。 しかし、最近のパソコンは、ExpressCardが搭載されPCカードスロットがない場合もありますので、ご自分のパソコンをよくお確かめ下さい。 また、初めから無線LANが内蔵しているパソコンもあり、その場合は子機の購入は必要ありません。
無線USB子機は、USB2.0に対応しているパソコンであれば使用可能です。 ただし、古いパソコンだと、USB1.1にしか対応していないため、ご注意下さい。
イーサネットコンバータは、LANケーブルで有線LANに接続できる機器なら、すべて無線でつなぐことができます。イーサネットコンバータについては、体験レビュー「部屋全体を無線LAN!WZR2-G300N/EV」にレビュー記事もありますので、詳細はこちらをご覧下さい。
プリントサーバは、プリンタを無線LANに繋げられる子機です。 プリントサーバの詳細は「プリントサーバの比較」をご覧下さい。
各子機を使える機器を次の通り図にしてみましたので、こちらもあわせてご覧下さい。

ポイント3 有害サイトブロック機能
お子さんのいる家庭では、有害サイトブロック機能がついた無線LANもおすすめです。
有害サイトブロック機能とは、ホームページを観るときに、アダルトや、出会い、麻薬、自殺などの危険なページをブロックしてくれる機能です。 子供がいる方におすすめですし、大人もウイルスや詐欺から比較的守られるのでおすすめです。 年間約3150円でサービスを利用可能です。 2008年3月現在ですと、コレガとNECの製品が対応しています。
詳細は、「インターネット悪質サイトブロックサービス for BBルータ」(外部ページ)をご覧下さい。
その他の用語説明
上で挙げた項目の他に、よく出てくる用語の説明をします。
認証暗号化方式 - WEP、WPA、WPA2など
無線LANの暗号化認証方式は主にWEPとWPAの2つに分けれられます。
WEPは脆弱性が報告されており、それを改善したものがWPAであり、認証機能も備えています。
さらにWPAの暗号化方式を改良したものがWPA2です。
WPAとWPA2は、さらに認証機能と暗号化方式で次のように分けられます。
まず認証機能は、PSKとEAPに分けられます。
PSKは、アクセスポイントと子機に事前に入力した共通の文字列(鍵)を用いて認証します。
EAPは、認証サーバを用いて、複数の認証方法を選択でき、主に企業で使用されます。
次に暗号化方式は、TKIPとAESとに分けられます。
TKIPは、WEPと違い暗号鍵を一定間隔で変更しセキュリティを高めていますが、脆弱性そのものは残っています。
AESは、次世代の暗号化方式で、まだ解読方法が見つかっていません。
本来、AESは、WPA2で使われる暗号化方式なのですが、おそらく各メーカーが認定を受ける前にAESをWPAで使っていたため、WPA-PSK(AES)というのが存在しているのだと思います。
家庭内で無線LANで通信するときは、現在のところ、WPA-PSK(AES)または、WPA2-PSK(AES)がおすすめです。
WPS
WPSとは、無線LANの設定を簡単にできるようにする仕様のことです。
以前から、バッファロー社なら「AOSS」、NEC社なら「らくらく無線スタート」など、無線LANは、ボタンを押すだけで比較的簡単に設定できました。 しかし、これらは互換性が無く、親機がバッファロー、子機がNECの場合などは設定することができませんでした。 また無線LAN内蔵のパソコンなどは、AOSSなど使うことができず、手動で設定を行う必要がありました。
しかし、2007年1月、Wi-Fi Allianceは、無線LANの設定を簡単にできる仕様『WPS』を策定しました。 各メーカーがこの仕様に対応する形で、共通した方法で設定できるようになります。
詳細は、「WPSで難しい無線LAN設定にさよなら!?」(外部リンク)をご覧下さい。
最後に
以上が、無線LANの選び方でした。 これらのことを踏まえて、ご自分にピッタリの無線LANを探してみましょう。











