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セキュリティソフトのバックアップ機能の比較 2008年版

更新日:2007年10月29日

近年発売されるセキュリティソフトにはバックアップ機能がついているものもあります。ここではセキュリティソフトのバックアップ機能について比較していきます。

私の感想を最初に言わせてもらうと、「フリーソフトでも良いかな」 といったところです。 ディスク全体のイメージバックアップ(OSやアプリまで含むバックアップ)ができるのならば、おすすめするのですが、その機能は残念ながら、どのセキュリティソフトにもありませんでした。 ファイルやフォルダ単位のバックアップしかできないため、フリーソフトでも十分かなという感想です。 ただし、画像や電子メール、音楽といったカテゴリを指定してバックアップできるソフトもあるので、そのようなバックアップを行いたい方にはおすすめできます。

尚、イメージバックアップ(OSやアプリまで含むディスク全体のバックアップ)できるソフトは、「バックアップソフトの比較」で掲載しています。 また、 Windows Vista でも Business または Ultimate のバージョンならイメージバックアップ可能です。 ただし、Windows Vista Home Basic および Home Premiumではイメージバックアップ機能はありません。

バックアップ機能の比較

以下に、各セキュリティソフトのバックアップ機能の比較表を掲載します。 私の感想ですが、メール、音楽、画像、ドキュメントといったカテゴリを指定してバックアップするなら、Windows Live OneCareかマカフィー インターネットセキュリティスイート 2007が良いと感じました。 また、スケジュール機能や世代管理機能に優れているのはG DATA Internet Security Total Care だと感じました。

セキュリティソフトのバックアップ機能の比較表
会社名 シマンテック マカフィー マイクロソフト G DATA Software CA
セキュリティソフト名 ノートン 360 マカフィー・トータルプロテクション Windows Live OneCare G DATA Internet Security TotalCare CA インターネット セキュリティ スイート プラス 2008
製品画像 マカフィーの画像 Windows Live OneCareの画像 CAの画像
機能の比較
イメージバックアップ ※1 × × × × ×
バックアップ(コピー) ※2 × × ×
バックアップ(アーカイブ) ※3 ×
差分バックアップ ※4 ×
世代管理 ※5 × × ×
古いバックアップファイルの削除 ※6 × × ×
スケジュール設定 ×
コメント ファイルやフォルダを、バックアップ先へ単純にコピーするタイプのソフトです。リストアしやすいというメリットはありますが、世代管理ができないというデメリットがあります。 差分バックアップだけでなく、定期的な完全バックアップを取り直すことができることから、大変おすすめです。
ただし、古いバックアップファイルは削除できないので、定期的に手動で削除してあげましょう。
メール、音楽、画像といたカテゴリを指定してバックアップしたい場合は、もっともおすすめです。 カテゴリ指定したファイルを検索する時間がとても短く、全ディスクを検索してくれるためです。
私の設定が悪いのか、NASへは自動バックアップができませんでした。
ただし、きめ細かいスケジュールや設定や、古いバックアップファイルを削除する機能があることから、外付けハードディスクへバックアップするなら最もおすすめです。
アプリケーションの細かい設定までバックアップできますが、スケジュール機能がありません。
毎日のデータを保存するための機能ではなく、別のパソコンへ引っ越すための機能と考えるべきでしょう。

バックアップ元の選択方法の比較

以下に、バックアップ元を指定する画面を掲載します。 フォルダやファイルを指定してバックアップするならフリーソフトでもできるので、メール、画像、ドキュメントといったカテゴリごとにバックアップする機能を比較すると、Windows Live OneCare か マカフィー が良いと思いました。 Windows Live OneCareは、全ディスクから指定したカテゴリのファイルを検索してくれます。 マカフィーは、フォルダを指定して、その中からさらに指定したカテゴリのファイルを検索してくれます。 ノートン360は、全ディスクから検索するのではなく、おそらく"C:\Documents and Settings"しか検索してくれません。 「おそらく」と言っているのは特に設定する場所がなく、バックアップ結果をみるとこの場所のファイルしかバックアップされていないためです。 G DATAについてはカテゴリを指定してバックアップする機能自体がありません。

バックアップ元の選択方法の比較
シマンテック ノートン360
Norton360 バックアップ元として、画像、音楽、電子メール等のファイルのカテゴリを選択します。 これらのカテゴリ指定したファイルは、全ディスクからではなく、おそらく"C:\Documents and Settings"のフォルダから検索されます。

特定のフォルダやファイルを指定してバックアップすることも可能です。この場合、カテゴリに関係なく、指定したフォルダ内のすべてファイルがバックアップされます。

また、バックアップの設定変更画面を開くたびに、バックアップ対象を検索するので、表示までにかなり時間がかかります。
マカフィー トータルプロテクション
マカフィーの画像 マカフィーは、フォルダやファイルを指定して、さらにその中からバックアップしたいファイルのカテゴリを指定します。

左の図は、フォルダや、ファイルの指定画面です。

設定画面の用語が分かりづらいですが、「重点監視する場所」というのが、フォルダを指定する項目で、「部分的に監視する場所」というのが、ファイルを指定する項目です。
左の図は、カテゴリの指定画面です。

指定したファイルのカテゴリのみバックアップされるので、バックアップ容量が小さくなるというメリットはありますが、指定されていないカテゴリはバックアップされないというデメリットもあります。
マイクロソフト Windows Live OneCare
Windows Live OneCareの画像 バックアップ元として、メール、音楽、画像などのカテゴリを指定します。ドライブ内のすべてのファイルから検索されます。 ファイルの検索処理時間は、ノートン360よりもかなり短いです。

特定のフォルダやファイルを指定してバックアップすることも可能です。この場合、指定したフォルダ内のすべてのカテゴリのファイルがバックアップされます。
G DATA Internet Security TotalCare
G DATAの画像 ファイルやフォルダを指定して、バックアップをします。

メール、音楽などのカテゴリは指定することはできません。

スケジュール、世代管理機能の比較

スケジュール、世代管理の機能については、G DATAが優れています。 完全(フル)バックアップ+差分バックアップでの運用ができるのはもちろんのこと、完全バックアップを定期的に取り直すことができます。 さらに古いバックアップファイルを自動で削除してくれる機能もあります。

スケジュール、世代管理機能の比較
シマンテック ノートン360
Norton360 週単位、月単位でバックアップする日時を指定できます。 最小バックアップ間隔は1日となります。
マカフィー トータルプロテクション
マカフィーの画像 日単位、週単位、月単位で完全バックアップする日時を指定できます。 また、完全バックアップアップから、次の完全バックアップの間、差分バックアップをとることが可能です。 最小バックアップ間隔は1時間となります。
マイクロソフト Windows Live OneCare
Windows Live OneCareの画像 毎日、毎週、2週間毎、4週間毎の単位でバックアップする日時を指定できます。 最小バックアップ間隔は1日となります。
G DATA Internet Security TotalCare
G DATAの画像 マカフィーと同じく、日単位、週単位、月単位で完全バックアップする日時を指定できます。 また、完全バックアップアップから、次の完全バックアップの間、差分バックアップをとることが可能です。 最小バックアップ間隔は1時間となります。
バックアップするとき、バックアップするファイルをアーカイブ(1つにまとめる)か、単純にコピーするかを選択できます。

また、以前のデータバックアップを削除する機能もあります。

関連ページ

バックアップ for PC
バックアップはとっていますか?パソコンのバックアップ・復元方法について解説しています。
http://backup.hikaq.com/




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