セキュリティ対策
ウイルス、スパイウェア、ワンクリック詐欺など多くの危険について、どのようにセキュリティ対策をすべきか解説します。
前のページの「インターネットに潜む危険」では、インターネットに潜む危険について解説いたしました。そこでは、以下のような危険があると説明しました。
これらインターネット上の危険に対する、セキュリティ対策方法を以下に説明します。
セキュリティ対策方法一覧
まずは、セキュリティ対策方法の一覧です。 尚、「セキュリティソフト」は、ウイルス・スパイウェア対策機能だけでなく、フィッシング詐欺、不正アクセス対策などの機能もついた統合セキュリティソフトを指しています。 「ウイルス対策ソフト」は、ウイルス・スパイウェア対策のみ行う製品を指しています。
| ウイルス | スパイウェア | フィッシング詐欺 | 不正アクセス | 有害サイト | ワンクリック詐欺 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| セキュリティソフト | ○ | ○ | △ | ○ | △ | △ |
| ウイルス対策ソフト | ○ | ○ | × | × | × | × |
| Microsoft Update | △ | △ | × | △ | × | × |
| ファイアウォール単体 | △ | △ | × | ○ | × | × |
| 迷惑メール対策専用ソフト | △ | △ | △ | × | × | × |
| URLコンテンツフィルタ専用ソフト | △ | △ | ○ | × | ○ | ○ |
以上の結果のようにセキュリティソフトをインストールすると、大抵の危険から守られるため、初心者の方はセキュリティソフトを1本購入しておくことをおすすめします。 ただし、セキュリティソフトはアダルトサイト、ワンクリック詐欺サイトなどの有害なWebサイトのブロック機能がまだ弱いです。 これは無数にあるサイトから有害なサイトを判別するには、キーワードマッチングだけの方法ではブロックしきれず、人の目で有害サイトを選定する必要があり、セキュリティソフトでは未だそこまでの労力を割けないためです。 そのためお子様が使う場合など、有害サイトをブロックする機能を強化したい場合、i-フィルターなどのURLコンテンツフィルタ専用ソフトの使用をおすすめします。 URLコンテンツフィルタ専用ソフトを使用する場合、「ウイルス対策ソフト」+「URLコンテンツフィルタ専用ソフト」+「ファイアウォール(Windows標準)」の組み合わが良いでしょう。
ウイルス、スパイウェア対策
ウイルス、スパイウェア対策の最も良い方法は、セキュリティソフトをインストールすることです。 ただし、セキュリティソフトをインストールしても、OS(WindowsXPなど)自体に脆弱性(欠陥)がある場合、そこからウィルス感染、不正アクセスされる恐れがあります。そこでMicrosoft Updateは定期的に実行するか、自動更新をONにしておきます。
フィッシング詐欺対策
フィッシング詐欺の対策を行うには、いくつか方法があります。 1つ目の方法は、フィッシング詐欺サイトかどうか教えてくれるようなセキュリティソフトを導入することです。例えば、Nortonのセキュリティソフトは、サイトを開くたびにフィッシング詐欺サイトかどうか判別できるため便利です。 2つ目の方法は、コンテンツフィルタソフトを使います。 コンテンツフィルタソフトとは、アダルトサイトや自殺サイトなどの有害なサイトをブロックするソフトです。 これによりフィッシング詐欺サイトのようなサイトもブロックすることができます。 ただし、セキュリティソフトに含まれるコンテンツフィルタは、機能があまりよくないため、i-フィルター等のコンテンツフィルタ専用のソフトを使ったほうが安心できます。 3つ目の方法は、迷惑メール対策機能によって、フィッシング詐欺のアドレス(URL)が書かれたメールを排除する方法です。 フィッシング詐欺は、詐欺サイトのURLが書かれたメールを受け取ることから始まります。 このメールを無視することにより、フィッシング詐欺を防止できます。
不正アクセス対策
不正アクセスを防止するには、ファイアウォールを使用します。 ファイアウォールは、セキュリティソフトに含まれるファイアウォールでも良いですし、Windows標準のファイアウォールでも良いです。
ただし、場合によってはパーソナルファイアウォールの影響で動かないアプリケーションが存在するため、セキュリティソフトやWindows標準のファイアウォールを無効にしているケースもあるかと思います。こんなときには、インターネットに繋ぐ入り口で、ファイアウォールの設定をします。具体的にはご家庭や小規模な企業の場合、ブロードバンドルータでファイアウォールを有効にします(大抵、デフォルトで有効になっています)。
有害サイト対策
有害サイトをブロックするには、URLコンテンツフィルタ機能を使います。 特に子供にパソコンを使わせる場合には、URLコンテンツフィルタ機能を持ったセキュリティソフトの購入をおすすめします。 インターネット上には無数のアダルトサイトがあり、「アダルト」といったキーワードで検索すれば、数多くの有害なサイトが閲覧できます。 小学生などの子供でも、簡単にアダルトサイトが閲覧できてしまうため大変危険です。 さらにこのようなサイトにはワンクリック詐欺などサイトも多く危険です。
ワンクリック詐欺対策
ワンクリック詐欺の対策は、「インターネットに潜む危険」で紹介したメッセージが出ても、完全に無視することです。 メッセージには、”あなたの個人情報を収集しました”などの表示がでる場合もありますが、収集できるのIPアドレスや使用しているブラウザくらいで、あなたの名前や住所は収集されていません。 そのため、らお金を振り込まなくても、請求がくることはありえません。
ただ、家族などは、それを知らないで振り込んでしまう場合があるかもしれません。 そんなときはURLコンテンツフィルタ機能を使って、ワンクリック詐欺サイト自体を閲覧できないようにするという方法もあります。 ただしセキュリティソフトに含まれるURLコンテンツフィルタは、性能があまりよくないため、i-フィルターなどの専用ソフトを使うのがおすすめです。

