roxio creator 2011 のレビュー

1万円で始められる3D鑑賞
今お使いのパソコンを使って3D映像を楽むことができるソフトです。本ソフトのみで3D鑑賞が可能です。
また、ビデオ編集、音楽CD/DVDのリッピング、写真の補正、CD/DVD/Blu-rayへの書き込み、iPod、PSPなどのモバイル機器への転送など、ビデオ、音楽、写真に関することなら何でもできます。
ここでは、新機能の3D変換・再生を中心に、roxio creator 2011のレビューをします。
roxio creator 2011のメイン画面
まずは、roxio creator 2011のメイン画面です。この画面から、動画の再生・キャプチャ・編集・変換・書き込みや、画像の補正・加工、音楽のリッピング、編集など様々なことができます。

3D再生の実力をチェック
roxio creator 2011の新機能である「3D再生」から試してみたいと思います。本ソフトはアナグリフ用メガネが同梱されているので、主にアナグリフ方式での鑑賞を試します。
アナグリフ方式ならこのソフトのみで3D再生できる
「3D再生」を試す前に、3Dを鑑賞するための方式について説明します。現在、パソコンで3D映像を鑑賞するには、主に次の3つの方式があります。

偏光方式やアクティブシャッター方式は、3D専用の液晶ディスプレイ等を購入しなければならないため敷居が高いですが、アナグリフ方式は今使っている普通の液晶ディスプレイで3Dを鑑賞できるため手軽に始められます。ただし、アナグリフ方式は画質はやや劣るというデメリットもあります。
ここで、roxio creator 2011は、動画を鑑賞に関してすべての方式に対応しています。さらに、アナグリフ用メガネが同封されているため、アナグリフ方式での3D鑑賞なら本ソフトを購入するだけでOKです。
2DのDVDを3Dで再生してみた
roxio creator 2011を使い、アナグリフ方式で2DのDVDを3Dで鑑賞してみました。roxio creator 2011は、色々な3D方式に対応しているため、3D変換したときの方式がアナグリフになっているかを確認します。確認方法は次の通りです。

3D変換(アナグリフ方式)を行うには、
メニューの「設定」から「3Dアナグリフ ディスプレイ 赤/シアン」を選択します。
次に、視聴ソフト「CinePlayer」の右下のボタンから、「3D変換」を選択します。
今回は、アリス・イン・ワンダーランドの2DのDVDを、3Dへ変換して視聴してみました。感想としては、字幕はよく立体的に見えます。映像はシーンによって立体に見えたり、見えなかったりします。気になるのは色の再現性です。アナグリフの特性上仕方がありませんが、色の表現が限定的です。

左が変換前、右が3D変換後の画像。色の再現性が落ちます。
今回は、アナグリフ方式しか試しませんでしたが、偏光方式またはアクティブシャッター方式で鑑賞できる環境が整っているなら、これらの方式で再生することもできます。これらの方式は、環境を整えるのに高い出費が必要ですが映像は綺麗です。
デジカメで撮影した画像を3Dへ変換してみた
今度は、デジカメで撮影した画像を3Dへ変換してみました。尚、roxio creator 2011による画像の3D変換は、アナグリフ方式のみ対応しています。変換の方法は下図のように行います。 尚、1枚の画像からでも、左右あわせて2枚の画像からでも3D画像を作成できます。左右の2枚の画像を撮影するには、デジカメで1枚撮った後、右にちょっとずらしてもう1枚撮ります。

2Dの画像を3Dへ変換するには、メイン画面で「写真」→「3Dフォトを作成」を選択します。
次に3Dにしたい画像を選択します。1枚の画像からでも、左右あわせて2枚の画像からでも3D画像を作成できます。

3D作成の際、左右のずらし具合を調整することができます。保存はjpgやpng形式で行えます。
画像を3D化した感想は、1枚の画像から3Dへ変換した場合は、やや立体感に欠けました。
次に、1枚画像を撮影した後、数cm右にずらしてもう1枚撮影し、2枚の画像から3Dを作成したところ、1枚の画像から作成するよりは立体的に見えました。ただし、私が慣れていないせいで撮影が難しく、次に紹介するYouTubeに投稿されている3D画像より立体感は落ちました。

少しずらした2枚の画像を撮影し、roxio creator 2011で変換した3D画像(アナグリフ)
YouTubeに投稿された動画・画像を観てみた

YouTubeには、世界中の人から3D画像や動画がたくさん投稿されています。
3Dの作成に慣れた人が投稿しているので、結構3Dに見えます。
アナグリフ方式で鑑賞できる動画or画像を探すには、「赤青メガネ」や「アナグリフ」などで検索すると良いでしょう。
3D対応ブルーレイディスクの再生は、別途プラグインが必要
3D向けに作られたブルーレイディスクの鑑賞も楽しみたかったのですが、roxio creator 2011のソフトのみでは再生できないようです。別途「Blu-ray Disc 再生プラグイン」を購入する必要があります。価格は5,250円です(価格は変動の可能性あり)。気が向いたら購入してみます。今回は未検証です。
動画のキャプチャから編集、DVDへの書き込みまでを試す
roxio creator 2011は、動画・画像・音楽ファイルの取り込み・編集・書き込みなどマルチメディアに関する機能がたくさんつまったソフトです。
先ほど紹介した3Dの視聴・変換機能は、roxio creator 2011のほんの一部の機能にすぎません。全部の機能は紹介しきれないので、ここでは個人的にやりたいと思っていたハイビジョンビデオカメラで撮影した動画の取り込みからDVDへの保存までの方法を紹介します。
ハイビジョンビデオカメラで取り込み
まずは、ハイビジョンビデオカメラで撮影した動画を取り込みます。私が持っているハイビジョンビデオカメラは、Victor エブリオ GZ-HD300ですが、付属ソフトは必要とせず取り込むことができました。
取り込む方法は、次の通りです。簡単に取り込むことができます。

ハイビジョンビデオカメラをUSBでPCへ接続します。
roxio creator 2011のメイン画面を起動し、「ビデオキャプチャ」を選択します。
取り込みたい動画を選択後、「今すぐインポート」ボタンを押します。
取り込んだ動画は事前に設定した場所に取り込まれます。
DVDのメニューとチャプターの設定
次に、取り込んだ複数の動画をDVDへ書き込む準備をします。ここではDVDのメニューおよびチャプターを作成します。
まず、roxio creator 2011のメイン画面を起動し、「DVDを作成」を選択します。Roxio MyDVDが起動するので、保存したいディスクの形式をまず選択します。後でも変更は可能です。
DVDへ保存する場合の注意点ですが、昔から普及している従来のDVDプレイヤーで再生したいのであれば「DVD」を、AVCHD対応のDVDプレイヤーを持っているのであれば「AVCHD」を選択します。今回は、「AVCHD」を選択します。

Roxio MyDVDのメイン画面が起動したら、下の通りメニューおよびチャプターを作成します。

「新しいムービーを追加」をクリックして取り込んだ動画を追加します。
左下に取り込んだ動画の一覧が表示されます。各動画にチャプター名を設定します。またメニューの名前も設定します。
次に「メニューのスタイルを変更」を押します。
色々なスタイル(デザイン)が用意されているので、自分の好きなものを選びます。
後は、メニューとチャプターの文字列の位置調整をして終わりです。
動画の編集
動画を編集することも可能です。編集方法は次の通りです。

先ほどの画面で、動画(チャプター)を選択し、「ムービーを編集」を選びます。
次に表示される画面で、動画の切り取りや合成、テキストやオーバーレイの挿入などが可能です。
DVDへの書き込み
最後にDVDへ書き込みます。品質を選択し、右下の炎のマークをクリックすればDVDへ書き込まれます。ブルーレイへの書き込みもできます。

品質を選択し、右下の炎のマークをクリックしてDVDへ書き込みます。
以上が、ハイビジョンビデオカメラで撮影した動画の取り込みから、DVDへの書き込みまでです。もっと凝った編集もできますし、もっと簡単にハイビジョンビデオカメラから直接DVDやブルーレイディスクへ書き込むこともできます。機能が非常に多いため色々使ってみると良いでしょう。
まとめ
2Dの動画や画像を3Dへ変換したコンテンツは、今回試したアナグリフ方式では、立体的に見えたり見えなかったりとシーンによって差がありました。あまり大きな期待はせず、本ソフトのおまけ機能としてとらえた方が良いでしょう。
それよりも、本来得意とする動画、画像、音楽の取り込み・編集は、機能が豊富で手軽です。今回、ハイビジョンビデオカメラで撮影した動画の取り込みから、DVDへの書き込みまで紹介しましたが、特に専門的な知識は必要とせず、簡単に作業を行うことができます。
ハイビジョンビデオカメラで撮影したのはいいけど、どこにも保存していない方は、カメラが壊れる前に本ソフトでDVDやブルーレイ、ハードディスクへ保存してはいかがでしょうか?
roxio creator 2011は、この他にもマルチメディアに関するたくさんの機能を持っています。ここではすべてを紹介仕切れないため、こちらのページもご覧になると良いでしょう。
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