3Dの感動映像を体験!!LG 新製品3DTV タッチ&トライイベント レポート
6月15日、AMN主催の「3Dの感動映像を体験!!LG 新製品3DTV タッチ&トライイベント 」に参加して参りました。
リビング用液晶テレビは当サイトで取り上げたことはなく、畑違いではありますが、LGが偏向方式の3D液晶テレビを出すということで気になり、参加させていただきました。
イベント日から、だいぶ日が経ってしまいましたが、ここにレポートします。

3Dテレビの印象が変わった
家電量販店へ行って、3Dテレビを試してみると、迫力があって確かに楽しいのですが、個人的には今までどうも買う気が起きないでいました。家電量販店で3Dを試してみると画面が暗く見えたり、チラつきがあったり、3Dではなくただの2重の画像に見えたりと、眼が疲れる上に3Dに観えないシーンがあって長時間観る気になれないのが理由です。3Dで観るくらいなら、綺麗な画質で2Dで観たほうがよほど良いと感じていました。
しかし、今回、LGの液晶テレビで3D映像を観て、3Dテレビへの印象が変わりました。迫力があり、奥行きも分かりやすく、はっきりと立体的に見えました。これなら購入を検討してもいいかなと感じました。
LGの3Dテレビは偏光方式を採用
PanasonicやSONYなどの他社メーカーの多くはアクティブシャッター方式(※)を採用しています。偏光方式にしなかったのは、偏光方式の場合、解像度が半分になってしまうことが大きな理由として考えられます。
※正確にはアクティブシャッターメガネを用いたフレームシーケンシャル方式という方が正しいですが、アクティブシャッター方式という言葉のほうが良く聞くので、ここではアクティブシャッター方式と記載します
私も偏光方式のほうが画質は悪いと思っていたのですが、本イベントでプレゼンをしてくださった西川善司様の話を聞いて、それは誤解もあることに気付きました。
確かにアクティブシャッター方式は、解像度が落ちませんが、映像を左目と右目に交互に映します。一方、偏光方式は解像度が半分になりますが、両目で同時に見ることができます。そのため単位時間で観る解像度情報量は、両者の方式とも同じだったのです。

偏光方式は「両目で同時に映像を観ることができる」という特徴から、他にもこんなメリットが生まれます。まず明るさが偏光方式のほうが2倍になります。両目で見ることができるため2倍になるというワケです。

さらに、両目で動いている物体を見ることができる偏光方式は、片目でしか動体を視覚できないアクティブシャッター方式に比べ「運動視差」を知覚しやすいというメリットもあります。運動視差を知覚しやすいと、物体の相対的な位置関係などを把握しやすくなるそうです。

偏光方式は立体に見える範囲が狭いと思っていたのですが、そんなことはなくむしろアクティブシャッター方式よりも広いようです。アクティシャッター方式は約60°の視野角であるそうですが、偏光方式の場合はパネルの視野角とほぼ同等になるそうです。LGの液晶はIPS液晶を採用しているため、178°の視野角があると思われます。

最後に、3Dメガネの導入コストについてです。アクティブシャッター方式のメガネは1~2万円するのに対し、偏光方式のメガネは数千円で購入可能です。

今までアクティブシャッター方式のほうが優位だと思っていた部分がそうでもないという話を聞き、今回のイベントの内容を聞く限りでは偏光方式のほうが全ての面で優位なのではないかと思ってしまいます。
尚、東芝も最近、アクティブシャッター方式ではなく、偏光方式の3Dテレビも発売するようになりました。また、3D対応のPC用液晶ディスプレイとして、LGや三菱から偏光方式の製品が発売されました。他メーカーも偏光方式優位との見方があるのかもしれません。
LGのCINEMA 3Dを体験
偏光方式の利点がわかったところで、実際に、LGのCINEMA 3Dを体感してみました。
本機の1つ1つのメリットについて、展示が分かれていたので、順に解説していきます。
最初の展示は、”メガネの軽さ"についてアピールしていました。従来(アクティブシャッター方式)のメガネと、LG CINEMA 3Dのメガネ(偏光方式)の比較が展示されていました。LG CINEMA 3Dのメガネは、業界最軽量の16.5gだそうです。鼻や耳への負担が少なく、長時間の視聴でもストレスを感じにくいそうです。
私は、メガネをかけているので、メガネの上からクリップでとめるタイプの3Dメガネを使用しました(写真を撮り忘れました)。レンズ自体も軽くて、3Dメガネをかけていることを忘れるくらい軽かったです(やや視界が暗くなるので、実際に忘れるということはないですが・・・)。

従来(アクティブシャッター方式)のメガネの重量は40g。
LG CINEMA 3D(偏光方式)のメガネの重量は16g。

従来のメガネ

LG CINEMA 3Dのメガネ
LG CINEMA 3Dは、正確には"円"偏光方式であるため、映像となる光はクルクルまわって目に到達します。そのため、90°頭を傾けても3D映像を観ることが可能です。

LG CINEMA 3Dは、メガネを90°横にしても3Dに見える。
偏光方式は両目に同時に映像が届くため、フリッカー(チラつき)が少ないのも特徴です。「TUV」や「Intertek」の第三者機関も認めたチラつかない3Dテレビだそうです。
実際に映像を観てみるとチラつきは皆無です。素人の私には全くチラつきは感じられず、綺麗な映像でした。

LG CINEMA 3Dはフリッカーが少ない。
CINEMA 3Dは、偏光方式を採用している特性上、クロストーク(反対の目の映像が入り込む現象)が少ないです。ただし、西川さんの話によると、かなり下から見上げるとクロストークが起きるそうです。理由はパネルと偏光フィルムに落差が生じ、反対の目の映像が、別のフィルターを通してメガネに届くためだそうです。高い位置にテレビを設置し、ごろ寝しながら近くで見るとクロストークが起きるかもしれません。そのようなシチュエーションは希だとは思いますが。

LG CINEMA 3Dはクロストークが少ない。
IPSパネルを搭載しているため、視野角も広いです。3Dとしても、確かにかなり斜めから見ても立体的に見えます。

LG CINEMA 3Dは視野角が広い。
上でも説明しましたが、偏光方式はアクティブシャッター方式に比べて、2倍の明るさになるため、非常に明るく観やすいです。これは体感しやすい一番のメリットではないかと思います。

LG CINEMA 3Dは画面が明るい。
もちろんですが、2D to 3Dコンバート機能もあります。

2D to 3Dコンバート機能搭載。
LGは、PC用の3D液晶ディスプレイや、パソコンで使用されているパネル(3D)を販売しています。これらの映像すべてを、同じメガネで楽しむことが出来ます。今後3Dコンテンツがもし普及した場合、これは大きなメリットになると思います。

テレビ、パソコン、PC用液晶ディスプレイなど全ての映像を、一つのメガネで視聴可能。
以上、簡単でしたが、「3Dの感動映像を体験!!LG 新製品3DTV タッチ&トライイベント 」のレポートです。
展示は、3Dが綺麗に見える環境、見やすいコンテンツを用意していたとは思いますが、これらを差し引いても、綺麗な3D映像でした。私は、他のデバイスでの3D映像を観ても、3Dに見えるようになるまで(目が慣れるまで)時間がかかるほうなのですが、今回の展示では、わりとすぐに3Dに見えました。また画面が明るく、チラつきなども少なく感じ、自宅で購入しても良いかなと思わせる製品でした。
また、3D映像を観るなら、大画面テレビのほうが絶対良いと感じました。大画面テレビで3D映像を観た後、ノートパソコンの3D映像を観ると、なんと迫力のないこと。3Dには一応見えるものの、箱の中の映像としか見えず、迫り来るものがありません。ゲームは、ノートや液晶ディスプレイで3Dプレイするのは仕方ないですが、3Dブルーレイを観るなら断然大画面テレビが良いです。
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