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PLC-ET/M-Sのレビュー

ここでは、アイ・オー・データのPLC-ET/M-Sを例にとって、PLCアダプターの設定方法を解説します。

接続図

今回、PLCアダプターを使って、以下の図のようにLANを構築します。 
「部屋1」には、ブロードバンドルータを設置し、インターネットへ接続します。「部屋3」には、パソコンを設置し、このパソコンからインターネットができる環境を作ることを目指します。 またこの部屋にはLAN接続型ハードディスクも設置します。このLAN接続型ハードディスクは、元々は部屋1にあったのですが、音がうるさくて寝るときに気になるので、部屋1から部屋3へ移動することにします。
図:PLCアダプターを使ったLAN環境

PLC-ET/M-Sの接続


図:PLC-ET/M-Sの箱 アイ・オー・データのPLC-ET/M-Sの箱です。
箱を開けて、内容物を取り出します。
図:PLC-ET/M-Sの内容物 左の図が内容物です。
私は、製品の大きさが無線LANのアクセスポイント位だと思っていたので、意外と小さいです。大人の男性握りこぶしより少し大きい程度です。
図:PLC-ET/M-Sの背面 PLC-ET/M-Sの裏面です。

「親機」と「子機」を切り替えるスイッチがあります。1台のPLCアダプターを親機にして、他のPLCアダプターを子機に設定します。ただし、今回買った製品は、既に親機と子機が設定されているので、すぐに使用できます。

後は、「AC IN」に電源ケーブルを接続した後、電源ケーブルをコンセントに繋げ、「LAN」にLANケーブルを接続した後、ハブまたはパソコンに繋げるだけです。
図:PLCアダプター接続図(親機) まずは、PCLアダプターの親機を、部屋1のコンセントに接続します。 さらに、ブロードバンドルータと親機をLANケーブルでつなげます。
図:PLCアダプター接続図(子機) 部屋3へ移動し、次は子機の設定をします。
親機と同様に、PCLアダプターの子機をコンセントに接続します。

次に、パソコンと子機をLANケーブルでつなげます。今回は、パソコンの他にLAN接続型ハードディスクも接続したいので、ハブを使います。
ハブと、PLCアダプタ、パソコン、LAN接続型ハードディスクをLANケーブルで接続します。

通信速度テスト

図:通信テスト方法 次に、子機と親機の通信速度テストを行います。

PLC-ET/M-Sには、簡易的な通信速度テスト機能があります。
テスト方法は、子機の「セットアップ」というボタンを約1秒押すだけです。
図:通信テスト結果 通信速度テストが完了すると、左の図のようにランプが点灯します。
速度の見方は、以下のようになります。
 ランプが1つ点灯した場合 : 10Mbps以下
 ランプが2つ点灯した場合 : 10Mbps〜30Mbps
 ランプが3つ点灯した場合 : 30Mbps以上

左の図の場合、ランプが3つ点灯しているので、30Mbps以上の通信速度であることがわかります。
図:転送速度計算ソフトによる結果 上の通信速度計測方法はかなりアバウトなので、「転送速度計算」というフリーソフトを使って、転送速度を計測してみました。

結果は、「19.35Mbps」でした。

感想

今回使用したアイ・オー・データのPLC-ET/M-Sの感想を記述します。

まず通信速度は、私が使った環境では、それほど速くはありませんでした。
最大190Mbps(理論値)の通信速度であるため、50Mpbs程度は出ることを期待していたのですが、それほどの速度は出ませんでした。  ただし、20Mbps程度の速度はでていたので、インターネットをしている程度なら十分な実行速度でした。  コンセントがある部屋ならどこでも使用できるので、無線LANでは十分な速度が出ない場所での使用にも、PLCアダプターをおすすめします。

設定は、かなり簡単です。
無線LANなどを設定する場合、設定ソフトをインストールしたり、ブラウザで設定画面を開いてIPアドレスや暗号化設定をしたりと初心者には少し難しい作業です。  しかし、このPCLアダプターは、このようなソフトをインストールしたり、ブラウザで設定したりといったことが必要ありません。  電源ケーブルとLANケーブルを接続するだけです。 (細かい設定をするときはブラウザから設定するのですが、通常は必要ありません)  

セキュリティ面は、AES128bitで暗号化しているため安心できます。
また、MACアドレス制御も設定されているため、自分以外からの子機からアクセスされることはありません。  このセキュリティ設定も親機と子機で最初から設定されています。  無線LANのように難しい設定をする必要はありません。

PLC-ET/M-Sは、2007年2月28日までなら返品可能です。
PCLアダプターは、データ通信に電力線を使用しているため、ノイズが発生しやすい家電製品を使っている場合等、通信できないことがあります。  万が一つながらなかった場合、2007年2月28日までなら返品することができ大変安心です。

今回、私の環境では速度が思ったほど出なかったのが残念です。しかし、最低限の通信速度は出ているため、実用には問題ないと思います。 また、PLCは設定が大変簡単なことからパソコン初心者でも、手軽に離れた部屋でLAN構築できると感じました。
私の家の場合、「接続図」で示したように、ブロードバンドルータとは別の部屋にパソコンがあり、無線LANを使ってインターネットしていました。 LAN接続型ハードディスクは、ブロードバンドルータと同じ部屋にあったのですが、騒音と通信速度の観点から、パソコンがある部屋にもって行きたいと考えていました。 しかし、これを実現するためには、もう1台無線LANアクセスポイントを購入するとか、イーサネットコンバータを購入するとかしなければならず、高額になってしまいます。  そのため今回、無線LANをやめて、PLCアダプターを使用することで、安価に、パソコンとNASを別の部屋へ使うことに成功しました。

PLCが良いか、無線LANが良いか、環境によって変わってくると思います。 ご自分の環境にあったものを購入するようにいたしましょう。 PLCと無線LANとの比較については、「PLCと無線LANの比較」のページをご覧下さい。 無線LANの詳細については、「無線LAN」をご覧下さい。

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外部リンク - PLC関連ページ

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PanasonicのBL-PA100KTと、BL-PA100の公式ページです。
http://panasonic.co.jp/pcc/products/plc/index.html