東芝 dynabook R631(2011年秋冬モデル)の実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
下記の4つの状態で計測したところ、アイドル時と動画再生時は、他のノートPCと比べてやや騒音値が大きいです。ファンの径が小さいため、風切り音がやや聞こえます。ただし、エンコード時の騒音値はそれほど高くありません。

騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:バイオハザード5ベンチマーク実行時(解像度:1280x720、テストAで実行)
左から4番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
下記の4つの状態で計測した結果、いずれも標準的な温度だと思います。薄型の割には温度が上昇しませんでした。安心して使えます。

各パーツの温度の測定結果
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor Pro
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なるとパーツの温度は変わってきます
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
下記の4つの状態で計測した結果、いずれも標準的な温度だと思います。特にパームレスト部分は温度が低いため作業中に不快になることはありません。ただし底面は、40℃を超える部分があったため、膝の上に直接置いて作業することは避けた方が良いと思います。

表面温度の計測結果
測定環境:室内温度 約26℃、 測定機器:赤外線温度計TN006
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なると表面温度は変わってきます
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。尚、1日平均3時間程度パソコンを使用した場合、消費電力が1W違うと、電気代は1か月あたり約2円違います(電気の契約内容にもよります)。
下記の4つの状態で計測した結果、全体的に消費電力は低めです。

消費電力の計測結果
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※選択したCPUやGPUが異なると消費電力は変わってきます
外観のチェック
dynabook R631の外観のチェックです。
マグネシウム合金を採用したボディです。すべての部分で指紋が付きにくいです。
ちなみに、右のパームレスト部分に、大きなシールが貼られていると思いますが、これは店頭モデルだけです。Webオリジナルモデルには、このようなシールはありません。

非光沢液晶であるため、画面への映り込みはありません。

ボディは非常に薄いです。

ヘアラインが施された天板です。天板を開いたときに「ねじれ」がやや発生します。ただし、VAIO Zほどではありません。

天板のロゴです。

底面です。

正面側にスピーカーが搭載されています。

ゴム足は、かなり小さいです。落としたときの衝撃に弱そうですが、76cm落下試験をクリアしているとのことですので、大丈夫なのでしょう。

dynabook R631の側面です(下図)。ウルトラブックにしては搭載しているポートが多いです。HDMI、VGA、LANといったポートが装備されています。USBポートも、USB3.0ポートが1つと、SB2.0ポートが2つあります。
電源とLANポートが背面にあるため、抜き差ししづらいのは残念ですが、薄い筐体に、これだけのポートを搭載できたのは素晴らしいです。

天板は、下図の角度まで開きます。

まとめ
以上が、東芝 dynabook R631のレビューでした。
個人的感想としては、良く出来たモバイルノートPCだと思います。
若干キーボードの打ちにくさを感じますが、薄型・軽量で、入出力ポートも充実し、発熱や消費電力も特に問題ありません。バッテリも約5時間と、そこそこの駆動時間です。モバイルノートPCは、Officeやメール、ネット中心で使われることが多いと思いますが、そういった用途ならば非常に満足できるPCであると思います。
キーボードバックライト、指紋認証、WiMAX、高速SDカードリーダー、Office Home & Business 2010をさりげなく搭載し、細かい部分も妥協せずに造ったことが見受けられます。
一方、超低電圧版CPUを搭載しているため通常電圧版CPUと比べて処理性能はやや劣ります。またSSDの性能もそれほど良いわけでもありません。もしも、パフォーマンス重視の方は、少しでもCPU性能の高いWebオリジナルモデルを購入するか、dynabook R731等も検討しましょう。
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メーカー直販サイト:dynabook R631(Webオリジナルモデル) |


