Sandy Bridge-E搭載のマウスコンピューターのPC紹介
2011年11月25日、マウスコンピューターの最新パソコンの展示を見てきました。
ここでは、目玉であるSandy Bridge-Eを搭載したデスクトップパソコンを簡単に紹介します。
なお、Sandy Bridge-Eとは、Core i7-9xxの後継版、およびSandy Bridgeの上位版にあたる6コア12スレッドのハイエンドCPUです。

パソコンを紹介する前に、マウスコンピューターのパソコンで選択できるSandy Bridge-Eの仕様を確認します。選択できるCPUは次の2つです(Core i7-990XとCore i7-2600Kは参考掲載)。
Passmark CPU ベンチマークの結果を見ると、Sandy Bridge-Eの両方のCPUは、今までの最高性能を誇るCore i7-990Xの1.3倍以上のスコアが出ています(他のベンチマークでは、性能差は変わります)。
| CPU | Core i7-3960X | Core i7-3930K | Core i7-990X (参考) |
Core i7-2700K (参考) |
|---|---|---|---|---|
| コードネーム | Sandy Bridge-E | Sandy Bridge-E | Gulftown | Sandy Bridge |
| コア数 | 6 | 6 | 6 | 4 |
| スレッド数 | 12 | 12 | 12 | 8 |
| 動作周波数 | 3.3GHz | 3.2GHz | 3.46GHz | 3.5GHz |
| Turbo Boost時周波数 | 3.9GHz | 3.8GHz | 3.73GHz | 3.9GHz |
| スマート キャッシュ | 15MB | 12MB | 12MB | 8MB |
| TDP | 130W | 130W | 130W | 95W |
| PassMark CPU ベンチマーク | 15,176 | 14,056 | 10,942 | 10,569 |
| マウスコンピューターの 搭載モデル |
MDV ADVANCE NEXTGEAR NEXTGEAR-MICRO MASTERPIECE |
LUV MACHINES MDV ADVANCE NEXTGEAR NEXTGEAR-MICRO MASTERPIECE |
略 | 略 |
では、次に、Sandy Bridge-Eを搭載できるマウスコンピューターのデスクトップPCを紹介します。
LUV MACHINES(X79モデル)
まずは、マウスコンピューターのデスクトップPC全体の中で、売り上げの半分を占める人気機種「LUV MACHINES」です。
マザーボードは、X79チップセットを搭載したmicroATXを採用しています。
他社を含めて、Sandy Bridge-Eを搭載できるPCは、ハイタワーケースを採用している場合がほとんどですが、マウスコンピューターではミドルタワーケースのLUV MACHINESでもSandy Bridge-Eを搭載できるようになっています。ただし、選択できるCPUはCore i7-3930Kのみとなっています。また、CPUクーラーを、水冷式に変更することができないという制限もあります。

マザーボードの写真です(下図)。
Sandy Bridge-Eを搭載できるX79チップセットは、メモリを8スロットまで搭載できますが、本機のマザーボードのメモリは4スロットとなっています。なお、マウスコンピューターのSandy Bridge-E対応のPCは(現時点では)すべて4スロットです。インテルは、Dual Rankの8枚挿しのメモリについては未サポートとのことで、4スロットに抑えたマザーを使っているようです。
以前、LUV MACHINESをレビューしたときは、フロント側に給気ファンは搭載されていませんでしたが、今回のデモ機には搭載されていました。Sandy Bridge-Eは、噂通り相当発熱が高いのではないかと思います。

本機は、Core i7-3930K、メモリ8GB、GeForce GTX 550Ti、HDD 500GBという構成でした。このときのWindows エクスペリエンスインデックスを下に掲載します。プロセッサのスコアは「7.8」と非常に高いです。

MDV ADVANCE(X79モデル)
こちらは、ハイタワーケースの「MDV ADVANCE」です。
Sandy Bridge-Eを搭載する場合、こちらのPCがメインになると思います。

ATXマザーを搭載し、LUV MACHIESよりは拡張性が高いです。
また、CPUクーラーを8,000円程度で水冷式へ交換することも可能です。

展示されていたPCは、Core i7-3930K、GeForce GTX 580、HDDという構成でした。このときのWindows エクスペリエンスインデックスを下に掲載します。HDDをSSDにすれば、ほぼ全て7.9点のスコアになります。

Z68モデルになりますが、MDV ADVANCEの外観などを詳細に確認したい場合は、過去レビューの「MDV ADVANCEの実機レビュー」をご覧ください。
NEXTGEAR(X79モデル)
ここからは、ゲーミングモデルです。
まずはデザイン性に優れた「NEXTGEAR」です。

ATXマザーを搭載し、拡張性があります。こちらも、水冷CPUクーラーへ変更することが可能です。

本機は、Core i7-3930K、GeForce GTX 580、HDDという構成でした。このときのWindows エクスペリエンスインデックスを下に掲載します。

PCMARK7のスコアです。

FF XIVのスコアです。

NEXTGEAR-MICRO(X79モデル)
次は、ゲーミングモデルの中でも最も人気の高いNEXTGEAR-MICROです。
給・排気ファンの大きさと数が尋常じゃなく冷却性に優れています。CPUクーラーを水冷式へ変更することも可能です。
microATXマザーを採用しPCI系スロットが少なく、ケースも5インチと3.5インチベイの数が少ないですが、ここが気にならなければ、個人的には最もおすすめです。冷却性が良く価格も安いです。
なお、NEXTGEAR-MICROの外観などの詳細を確認したい場合は、過去レビュー記事になりますが「NEXTGEAR-MICROの実機レビュー」をご確認ください。

MASTERPIECE(X79モデル)
最後は、マウスコンピューターのPCの中で最高峰に位置するMASTERPIECEです。万人向けではないですが、ワンランク上のPCが欲しいなら、十分期待に応えてくれる製品だと思います。本体の枠が紫色になっていますが、これは派手すぎず地味すぎず、幾つもある紫の中から選び抜いた色だそうです。
本機は、Core i7-3960X(水冷)、GeForce GTX580 x2(SLI)、メモリ16GB、SSD 120GBのRAID 0という贅沢構成です。このPCを選ぶなら、この位のハイスペックモデルにしたいものです。
なお、ベンチマークは、SLIに対応したソフトが無かったので試せませんでした。

最後に
以上が、Sandy Bridge-Eを搭載したマウスコンピューターのデスクトップPCでした。
いずれも良い製品ですが、個人的には、NEXTGEAR-MICROがおすすめです。拡張性には乏しいですが、冷却性に優れ価格も安くデザインも好きです。給・排気ファンが多いですが径が大きく回転速度が遅いため、それほど大きな騒音ではありません。なお、Sandy Bridge-Eは発熱が多そうなので、水冷クーラーを付けるのをおすすめします。Core i7-3930Kでも水冷クーラーに変更できます。それほど高くありません。
拡張性を重視する場合などは、もちろん、他のPCも良いと思います。
他社と比較するとわかりますが、マウスコンピューターのパソコンは価格が安いです。余ったお金で、専用ダイヤル・即日修理を実施してくれる「安心パックサービス」に加入することをおすすめします。価格の割にはサービス内容が充実しています。
![]() |
| マウスコンピューター
|


