HP ENVY4-1100 の実機レビュー
Windows 8 搭載のENVY4-1100でレビューしなおし、記事を修正しました。

安価でも素敵なデザイン
ENVY4-1100は、低価格な割りには、デザイン性に優れた14.0型Ultrabookです。
価格は、約7万円となっており、Ultrabookの中ではかなり安価です。安価であるからといって、安っぽいデザインではなく、アルミを採用したツートンカラーのボディとなっており、デザインは洗練されています。
本機は、外出先へ持ち運ぶPCというよりは、室内で手軽に持ち運んで使うPCです。重量が約1.77kgとモバイル用途して使うにはやや重いですが、室内で移動して使う分には軽い重量だと思います。
メーカーサイト:日本HP Ultrabookページ
※レビュー機は代理店からの貸出機です
目次
| 1 ENVY4-1100 の基本スペック | 2 特徴1 - 極薄ボディと素敵なデザイン |
| 3 特徴2 - キャッシュ用SSD搭載で高速起動 | 4 液晶ディスプレイのチェック |
| 5 キーボードとタッチパッドのチェック | 6 総合ベンチマーク |
| 7 動画のエンコード時間のチェック | 8 重量のチェック |
| 9 バッテリ駆動時間のチェック | 10 カードリーダー/ライターのチェック |
| 11 静音性のチェック | 12 パーツの温度のチェック |
| 13 表面温度のチェック | 14 消費電力のチェック |
| 15 外観のチェック | 16 まとめ |
ENVY4-1100 の基本スペック
本機の基本スペックをチェックします。※型番:ENVY4-1108TU スタンダードモデルのスペックです。これ以外の型番のスペックは異なる可能性があります。
CPU Core i5-3317Uです。 |
グラフィックカード CPU内蔵(インテルHDグラフィックス 4000)です。 |
液晶ディスプレイ 14.0型ワイド(1366x768)の光沢液晶ディスプレイです。 |
メモリ 4GB(1枚挿し)のメモリを搭載しています。 |
ハードディスク 500GBのハードディスクを搭載しています。 |
SSD キャッシュ用SSD(32GB)を搭載しています。 |
光学ドライブ 内蔵光学ドライブは非搭載です。 |
バッテリ駆動時間 バッテリ駆動時間は、メーカー公表値で約8時間です。実測値は後述します。 |
特徴1 - 極薄ボディと素敵なデザイン


ゴム足を含めた高さの実測は約22mm
ENVY4-1100は、ウルトラブックのカテゴリに属するPCであるため、非常に薄いPCです。
メーカー公表値では、ゴム足を含めずに19.8mm、ゴム足を含めて22.0mmとなっています。ゴム足を含めた高さを実測してみても、メーカー公表値どおり約22mmとなっています。
また、パームレストおよび天板の黒色と、底面から側面にかけて塗装された濃い赤色とのツートンカラーが素敵です。
パームレストおよび天板は、ヘアライン加工のアルミを採用しており高級感があります。
底面から側面にかけての濃い赤色の部分は、ラバーコーティングされており持ちやすさも考慮されています。

特徴2 - キャッシュ用SSD搭載で高速起動
本機は、ハードディスクの他に、キャッシュ用SSDを搭載し、PCの起動などを高速化しています。
PCの起動や停止などを実測した結果は次のとおりです。Windows 8 搭載モデルです。
なお、工場出荷状態のPCでテストしています。アプリケーションを追加インストール等をすると、起動時間は変わってきます。SSDを搭載したときと同等の起動時間になっています。
| テスト内容 | 時間 |
|---|---|
| PC起動時間 | 約12秒 |
| PCシャットダウン時間 | 約11秒 |
CrystalDiskMarkのベンチマーク
Crystal DiskMarkのベンチマーク結果を掲載します。参考までに、一般的なHDDのベンチマーク結果も掲載します。

ENVY4-1100の500GBのHDD+キャッシュ用SSDと、一般的なノートPCのHDDのベンチマーク比較
液晶ディスプレイのチェック
ENVY4-1100の液晶ディスプレイのチェックです。
私の感想としては、「やや青みの強い画面」であると感じました。

正面からの画像
詳細を見ていきます。
一般的なノートパソコンと同様に、視野角はそれほど良くありません。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
ガンマ補正曲線を確認すると、青色がかなり低めに調整されています。そのため実際の画面は、青色がかなり強調されています。
※同じパネルでも調整具合はやや異なります。また異なるパネルが搭載される可能性もあります
色域はやや狭いです。色鮮やかな画面ではありません。


画素の形状は次のようになっています。シンプルな形状で、ギラつきは感じません。

キーボードとタッチパッドのチェック
キーボードのチェックです。
ウルトラブックの割りには、悪くない打ち心地です。
キーピッチは約19×19mmと広めです。キーストロークは約1.5mmです。約1.2mmというキーストロークのウルトラブックもあるため、それと比べたら深いほうです。

キーボード全体図

キーの拡大図
タッチパッドとクリックボタンのチェックです。
クリックボタンはかなり硬く、強く押さないとクリックできません。
ただし、タッチパッドは使いやすいです。タッチパッドは円状に凹凸の加工がされており、指で触って動かすと、ザラザラした感触があります。最初はこのザラザラ感にびっくりしましたが、特に不快ではなかったです。この凹凸のためか、マウスポインタを思ったところへ動かしやすいです。タップも反応も良く、指で軽く触れるだけで反応します。また、指以外の部分、たとえば手のひらなどが触れても反応せず、誤動作も少ないです。

タッチパッド(スピンフィニッシュ・イメージパッド)

タッチパッドの拡大図(円状の凹凸がある)
総合ベンチマーク
Core i5-3317Uを搭載したENVY4-1100のベンチマークの結果です。
CPUは超低電圧版のCore i5ということで、それほど良くはなく普通のスコアです。その他のスコアも標準的です。
Windowsエクスペリエンスインデックスの「グラフィックス」のスコアが低めですが、たまに異常に低めな数値が出ることがあるため、あまり気にしなくても良いです。実際は「6」以上の数値はあると思います。
Windows エクスペリエンス インデックス

PassMark Performance Test 8.0

PCMARK7 v1.0.4

動画のエンコード時間のチェック

ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5
TMPGEnc Video Mastering Works 5 で、AVCHDの動画を、iPhone 4で閲覧できる形式へエンコードしたときの時間を計測しました。
x264でエンコードしたときは36分39秒、クイック・シンク・ビデオでエンコードしたときは16分01秒でした。
2、3年前のCPUと比べてたら速いのですが、最近のCPUと比較すると、それほど速くはありません。
※クイック・シンク・ビデオとは、CPU内蔵のグラフィックスのエンコードエンジンで、動画変換を高速に行う機能
| エンコード方法 | エンコード時間 |
|---|---|
| x264でエンコード | 36分39秒 |
| クイック・シンク・ビデオでエンコード | 16分01秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
重量のチェック
重量のチェックです。
本体のみを実際に計測したところ1760gでした。外出先へ持ち運ぶには重いと感じますが、室内で移動して使う分には軽いです。
ACアダプターの重さは394gとやや重いです。ACケーブルがデスクトップ用と同じ太いケーブルであるのが残念です。やはり、ACアダプターを持ち運ばなくて済む室内での使用に適していると思います。

重量の実測結果
バッテリ駆動時間のチェック

動画再生のバッテリ駆動時間は5時間27分
ENVY4-1100のバッテリ駆動時間のチェックです。
動画(サイズ:720x480)を再生させて、休止状態へ入るまでのバッテリ駆動時間を計測したところ、5時間27分でした。
ウルトラブックの中では、長めのバッテリ駆動時間です。
なお、Windows 7 搭載PCと、Windows 8 搭載PCとでは、バッテリ駆動時間にそれほど違いはありませんでした。
カードリーダー/ライターのチェック

SDカード挿入後の外観
内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。
スロットは本体の左側面にあります。挿入時のカードの出っ張りはほとんどありません。抜き差しもしやすいです。PUSHすると出てきます。
対応しているカードは次の通りです。
| 対応カード | SD(SDHC、SDXC)、MMC |
CrystalDiskMarkのベンチマーク結果は次の図の通りです。前モデルは遅いリーダー/ライターだったのですが、今回のモデルから高速なカードリーダー/ライターになりました。




