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パソコンの選び方

更新日:2008年5月29日

CPU

CPUは、下図のように主に「シングルコアCPU」、「デュアルコアCPU」、「クアッドコアCPU」の3つがあります。 Windows Vista を動かすのであれば、デュアルコアCPUを選択しましょう。 Vistaは、自分が操作しているアプリの他に、バックグラウンドで処理が流れます。 そのため、2つの処理を平行で行えるデュアルコアのCPUが良いです。 クアッドコアは、プログラムをコンパイルしつつ、インターネットをするような3,4つの作業を同時に行うような場合に選択すると良いでしょう。



CPUは、パッと見ただけでは、どのCPUのほうが速いのか分かりづらいと思います。 そこで、各CPUを速い順番に書いてみました。 ただし、IntelとAMDのCPUでは、クロック数が同じでもL1キャッシュ、L2キャッシュが異なり、比較するのは難しいので、下の表は正確なものではありません。 参考程度に見てください。 

Intel AMD
デスクトップ用CPU ノート用CPU デスクトップ用CPU ノート用CPU
クアッドコアCPU
Core 2 Quad Q9550
Core 2 Quad Q9450
Core 2 Quad Q6700 Phenom X4 9850
Phenom X4 9650
Phenom X4 9100e
デュアルコアCPU
Core 2 Duo E8500 (65W)
Core 2 Duo E8400 (65W)
Core 2 Duo E8300 (65W) Athlon 64 X2 5600+ (65W)
Core 2 Duo E8200 (65W) Athlon 64 X2 5400+ (65W)
Core 2 Duo T9500 (35W) Athlon 64 X2 5200+ (65W)
Core 2 Duo T9300 (35W) Athlon 64 X2 5000+ (65W)
Core 2 Duo E6850 (65W) Core 2 Duo T8300 (35W) Athlon 64 X2 4850e (45W)
Core 2 Duo E6850 (65W) Core 2 Duo T8100 (35W) Athlon 64 X2 4450e (45W)
Core 2 Duo T7800 (35W) Turion 64 X2 TL-68 (35W)
Core 2 Duo T7700 (35W) Turion 64 X2 TL-66 (35W)
Core 2 Duo E4700 (65W)
Core 2 Duo E4600 (65W)
Core 2 Duo E4500 (65W) Core 2 Duo L7500 (17W) Turion 64 X2 TL-58 (31W)
Core 2 Duo E4400 (65W) Core 2 Duo L7400 (17W) Turion 64 X2 TL-56 (31W)
Core 2 Duo U7700 (11W) Athlon 64 X2 TK-57 (31W)
Core 2 Duo U7600 (11W)
シングルコアCPU
Celeron プロセッサー Celeron プロセッサー Sempron
Celeron M プロセッサー
A110 (3W)

※括弧の中は、消費電力です。消費電力が少ないほど、ノートの場合バッテリが長持ちするため、モバイル用途に最適です。



メモリ

Windows Vista を動かす場合、2GBのメモリを搭載することをおすすめします。 私も購入したときは、1GBのメモリだったのですが、すぐにスワップしていしまい、極端に遅くなってしまいました。 メモリを2GBにしたら、それは解消され、普通に動くようになっています。

尚、Windows Vista (32bit)は、メモリを4GBまでしか認識せず、しかも実際に使えるのは3GBちょっとです。 メモリは多いほうが良いからと言って、4GBよりも多いメモリを搭載することはお金の無駄なので注意しましょう。 ただし、一般の方はあまり使わないかもしれませんが、64bit対応のWindows Vista は4GB以上でも認識します。


ハードディスク

どの程度の容量のハードディスクを購入すべきかについては、使い方によって変わります。 

デジタルビデオカメラ等で撮影した動画や、地デジ番組等、容量の大きいものを保存しようと考えている場合は、多ければ多いほど良いです。 ハードディスクは価格が安いため、ちょっと多めの容量を購入しましょう。

インターネットやOfficeを使う程度の場合は、少ない容量でも大丈夫です。 現在の最安値のハードディスクを買いましょう。 今は2008年5月ですが、160GBあたりが安いと思います。


光学ドライブ

現在の光学ドライブの主流は、DVDスーパーマルチ(DVDディスクへの読み書きができる)です。 当面は、DVDスーパーマルチで十分でしょう。 ブルーレイドライブが搭載されたパソコンも増えてきていますが、まだ価格が高いです。 パソコンで録画したハイビジョン映像をブルーレイにコピーしたいと考えている方は、ブルーレイディスクを購入しても良いでしょう。 また、ブルーレイもROM(読み取りだけ)のドライブと、書き込みができるドライブの2種類あります。 間違えないように注意しましょう。

尚、もう売ってないと思いますが、HD DVD の光学ドライブは選択しないようにしましょう。

現在主流の光学ドライブ
コンボドライブ CDへの読み書きが可能。DVDは読み取り(再生)だけ可能。
DVDスーパーマルチ CD、DVDへの読み書きが可能。 【現在の主流】
ブルーレイROM CD、DVDへの読み書きが可能。 ブルーレイは読み取り(再生)だけ可能。
ブルーレイディスク CD、DVD、ブルーレイへの読み書きが可能。

グラフィックアクセラレータ

現在主流のNVIDIA社とAMD社のグラフィックカードを、処理性能が高い順に書きました。 ただし、NVIDIA社とAMD社のグラフィックカードは、コアクロック、メモリクロック等が異なり、比較するのが難しいので、下の表は正確ではありません。 参考程度に見てください。

NVIDIA AMD
デスクトップ用CPU ノート用CPU デスクトップ用CPU ノート用CPU
GeForce 9800
GeForce 8800
GeForce 9600
GeForce 8600 GeForce 8800M ATI Radeon HD 3870
ATI Radeon HD 3850
ATI Radeon HD 2900 Mobility ATI Radeon HD 3600
GeForce 8500 GeForce 8600M ATI Radeon HD 2600 Mobility ATI Radeon HD 3400
GeForce 8400 GeForce 8400M ATI Radeon HD 2400 Mobility ATI Radeon HD 2600
Mobility ATI Radeon HD 2400
GeForce 7900
GeForce 7800 GeForce Go 7900
GeForce 7600 GeForce Go 7800
GeForce Go 7600

液晶ディスプレイ

液晶の種類

各メーカの液晶を、NTSCが高い順番に書きました。 NTSCとは、どれだけ色を再現できるかを示す指標で、この数値が高いほど、色が鮮やかになります。 この数値が高いほど、よりテレビ観賞向きの液晶といえます。 液晶の綺麗さは、人それぞれの主観が入るので、この数値が高ければ、誰でも綺麗に見えるとは限りませんが、参考にはなると思います。

尚、各社、スーパーシャインビューとか、クリアブラックとか名前がついていますが、この名前はメーカーが付けた名前であって、統一した規格ではありません。

NEC SONY 富士通 東芝
スーパーシャインビューEX3液晶
(NTSC比約90%)
クリアブラック液晶(ピュアカラー90)
(NTSC比約90%)
スーパーシャインビューEX2液晶
(NTSC比約72%)
クリアブラック液晶(ピュアカラー)
(NTSC比約72%)
スーパーファインVX液晶
(NTSC比約72%)
高色純度・高輝度Clear SuperView液晶
(NTSC比約72%)
スーパーファインDXU液晶
(NTSC比約72%)
スーパーシャインビューEX液晶 クリアブラックLE液晶 スーパーファイン液晶 Clear SuperView液晶

テレビを観る場合は、この数値が高いほうが良いと思いますが、インターネットやOfficeなど、主に文字を見る場合は、あまりこだわらなくても良いと思います。 逆に、ノングレア液晶(光沢液晶ではない)のほうが、ライトの映り込みが少なく、疲れにくい場合もあります。

液晶のサイズ

液晶のサイズを、大きい順に書きました。 1280x800 あたりが一般的なサイズで、ウインドを並べて表示したい場合などは、これより大きいサイズの液晶を買いましょう。

規格 解像度
WUXGA 1920x1200
UXGA 1600x1200
WSXGA+ 1680x1050
WXGA+ 1440x900
WXGA 1280x768 や、1280x800
XGA 1024x768

無線LAN

無線LANには、以下のような規格があります。 インターネットをする程度なら、11a()、11g()に対応しているパソコンで良いと思います。 家の中でLANを組んでいて、他のPCや、NASへアクセスする場合は、できれば11n()対応のパソコンを選ぶと良いです。 また、無線LANルータ(親機)とパソコンとの間に障害物がたくさんある場合も11n()対応のパソコンが良いです。

規格 速度(理論値) 特徴
Draft IEEE802.11n (Draft 11n 130Mbps〜
300Mbps
通信距離が長い
障害物に強い

電子レンジなどの電波干渉を受ける
Draft 11n対応の無線LANルータは少し高い
IEEE802.11g (11a 54Mbps 障害物に弱い
電子レンジなどの電波干渉を受けない
IEEE802.11g (11g 54Mbps 電子レンジなどの電波干渉を受ける
IEEE802.11b (11b 11Mbps 電子レンジなどの電波干渉を受ける

有線LAN

インターネットをする程度であれば、100Mbps対応の有線LANで十分です。 家庭内LANを組んでいて、パソコンからNASへバックアップする場合など、一度に大量の通信をする場合は、1000Mbps(1Gbps、ギガビット)の有線LANのパソコンを選択しましょう。