ASUS Eee Pad Transformer TF101の実機レビュー

キーボードを装着できるタブレット
Eee Pad Transformer TF101は、キーボードを装着可能な10.1型Androidタブレットです。
液晶部分はIPSパネルを採用し視野角が良く、また表面をゴリラガラスで覆うことで落としても擦っても、割れたり傷ついたりしないようになっています。
タブレットのみでも(実測で)約8時間もバッテリ駆動しますが、キーボードドックを装着すると合計14時間30分も駆動させることが可能です。
※7月26日より、Android 3.1へのアップデートが可能となりました。
購入可能店:Amazon
特徴1 - キーボードを装着できる
Eee Pad Transformer TF101の最大の特徴は、キーボードを装着できる点です。
しかも、装着後の外観は、ノートパソコンとほとんど変わりません。見た目も良くタブレットであったことを忘れてしまいます。

キーボードドック装着時のEee Pad Transformer TF101。
タブレットにしたときは、iPad2には及びませんが、比較的軽く持ちやすいです。詳しい重量は後述します。

タブレットにしたとき。
タブレットを取り外した後のキーボードドックは下図のようになっています。バッテリを搭載しているため結構重いです。

タブレットを取った後のキーボードドック。
接続部分は尖っている部分があるのでやや危ないです。

キーボードドックの接続部分。
キーピッチは実測で、縦:17.5mm、横16.2mmです。一般的なノートPCは、縦:19mm、横:19mmなのでそれと比較すると狭いです。
実際にキーボードを打ってみると、一般的なノートPCより窮屈に感じます。一般的なネットブックと同等の打刻感です。しかし、他のタブレット端末のソフトウェアキーボードに比べると打ちやすいです。
キーボードドックには、ブラウザや設定画面をワンタッチで起動できるキーが搭載されています。その中で便利なのが画面をキャプチャするボタンです。複数キーを押す必要がないので便利でした。

キーボード全体図。アイソレーションタイプ。
タッチパッドの滑りやすさは普通です。クリックボタンも小さいですが堅くなく操作感は普通です。ただし、キーボードを打っているとき、手のひらがタッチパッドに触れる事が多く、マウスが誤動作するため、無効にして使ったほうがいいと思います。タッチパッドを無効にするキーが、キーボードドック上にあるのでワンタッチで無効にできます。

タッチパッドの操作感は普通。ただし誤動作が多い。
尚、USBポートにマウスを接続して使用することも可能です。タッチパッドを無効にしてマウスで操作するのがベストだと思います。無線マウスも認識し、使用することができました(全部の無線マウスが認識されるとは限りません)。

無線マウス(Logicool M705)も使用できた。
特徴2 - 叩いても擦っても傷つかないゴリラガラスIPS液晶
本機の液晶は、非常に頑丈なゴリラガラスを搭載した10.1型液晶です。試しにドライバで擦ってみましたが傷つきませんでした。ドライバを画面に当てても、ひっかかるような感じがなく、油膜ですべるような感じ(実際に油膜はありません)です。

耐衝撃に優れたゴリラガラスを採用
また、IPSパネルであるため、非常に視野角が良いです。液晶画面も綺麗でギラツキなどありません。

液晶は綺麗。

IPSパネルで視野角も非常に良い。
特徴3 - 実測14時間30分のバッテリ駆動時間
本機は、バッテリ駆動時間が非常に長いです。タブレットのみで使用した場合で7時間52分、キーボードドックを接続した場合なら14時間30分もバッテリ駆動します。1~2日の間、バッテリ状態で使用できそうな時間です。
| 形状 | バッテリ駆動時間 |
|---|---|
| タブレットのみ | 7時間52分 |
| タブレット+キーボードドック | 14時間30分 |
重量のチェック
重量のチェックです。タブレットのみで681g、タブレット+キーボードドックで1326gでした。タブレットのみ重量は標準的でしょう。キーボードドックを接続したときの重量は、ネットブックよりもやや重いです。キーボードドックにもバッテリが搭載されているため重量が重くなっています。

左図:タブレットのみの重量
右図:タブレット+キーボードドックの重量
静音性のチェック
本体のファンや、ハードディスクなどの回転部品が無いため動作音は非常に静かです。
消費電力のチェック
Windows OS搭載のモバイルノートPCの消費電力はアイドル時で約10Wはありますが、本機の消費電力は5Wしかありません。バッテリ駆動時間が長い理由がわかります。

アイドル時消費電力(キーボードドック装着時)。
外観のチェック
外観のチェックです。裏面は細かい模様が入っています。

本機の側面です。タブレット側にmicro SDカードリーダーや、HDMI端子があるため、キーボードドックが無くても他のPCとのデータ交換や、外部ディスプレイへの投影などが可能です。
さらにキーボードドックを接続すれば、SDカードリーダーやUSBポートを使えます。

本機に、SDカードやUSBメモリなどの外部ストレージを接続すると、「/Removable」ディレクトリの下にマウントされ、下図のように「ファイルマネージャー」というソフトから、外部ストレージへアクセスすることができます。
尚、ディレクトリ(Windowsで言うフォルダ)の階層構造は、UNIXベースの「/」(ルート)を起点としたツリー構造になっています。Windowsユーザーは慣れないと思うので、購入したら調べておくと良いでしょう。

電源ケーブルは、実測で約90cmしかありません。極端に短いので、机からコンセントまで届かないことがありそうです。延長コードなどを持っていたほうがいいかと思います。

外出先でネットへつなぐにはWi-Fiルーターを使う

Wi-Fiルーターをつかうことで、
どこでもインターネットへの接続が可能。
外出先でインターネットへつなぎたい方は、Wi-Fiルーターを使うと良いでしょう。
Wi-Fiルーターとは、Wi-Fi(無線LAN)通信機能を持つ端末を、インターネットへ接続させる中継機です。インターネットへの接続は、Wi-Fiルーターによって異なりますが、WiMAX、イーモバイル、FOMAなど様々です。
WiMAX対応のWi-Fiルーターが0円で購入できる店もあります(ただしWiMAXは首都圏以外は電波が入りにくいので注意)。
まとめ
以上がASUS Eee Pad Transformer TF101のレビューでした。
タブレット形状での携帯性、操作性に特に不満はなく、満足できる製品でした。完成度は高いと思います。
ノートPCの形状での評価は、10.1型とサイズが小さいため、普通のノートPCと比べるとキーボードがやや窮屈に感じる点や、タッチパッドが誤動作しやすい点などやや不満はありますが、ソフトウェアキーボードと比べると遙かに使いやすいです。マウスを使用することも可能なので、マウスポインタの操作は快適です。
その日の用途や、場所によって、タブレットとしてもノートPCとしても使用できるため、面白い製品だと思います。
尚、本機のもっと詳細なレビューを、雑誌Mr.PC 9月号の筆者が執筆しているコーナー「辛口テスター」で掲載しています。ご興味のある方はコンビニ等でお買い求めください。
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