富士通 ARROWS Tab Wi-Fiの実機レビュー

お風呂でテレビが観られるタブレット
ARROWS Tab Wi-Fiは、防水仕様で、テレビ機能が充実している10.1型Androidタブレットです。
テレビ機能としては、まずワンセグを視聴することができます。さらにDTCP-IP対応のDiXiM Playerもインストールされており、他のレコーダーで録画したテレビ番組をネットワーク経由で視聴することが可能です。
なお、本機は、NTTドコモから発売されているXi(クロッシィ)対応ARROWS Tab LTE F-01DのWi-Fi版になります。
今回試用機を使う機会がありましたので、実機レビューをいたします。
特徴1 - 防水仕様でお風呂や台所でも使える
ARROWS Tab Wi-Fiの最大の特徴は、防水仕様であるという点です。
非防水タブレット用に、防水ケースというものも販売されていますが、入れたり出したりするのが手間です。本機なら、そのままお風呂や台所で使用することが可能です。
後述するワンセグアプリやDiXiM Playerアプリを使ってテレビを見ながらお風呂に入ることができます。
試しに、ARROWS Tab Wi-Fiをお風呂に持ち込んで、ワンセグを視聴してみました。本機の固定には、車載用タブレットスタンドを用いました。ワンセグも問題なく視聴でき、濡れた指で画面を触っても全く問題ありませんでした。快適です。
半身浴やストレッチをして長時間お風呂に入る方におすすめです。

台所での使用にも最適です。試しに妻に、レシピ検索やテレビ視聴をしてもらいましたが、水がはねてくるのを気にしなくても良いし、濡れた手で触れるので便利だと言っていました。
また、本機にはジェスチャー機能も搭載されています。指を画面に触れなくても、画面の前で手を動かすだけでテレビチャンネルを変更したりすることができます。ハンバーグなどこねているときや、洗い物をしているときに便利そうだと思ったのですが、本環境ではジェスチャーがうまく動作しませんでした。照明や日光がタブレットに入ってしまうためのようです。

特徴2 - ワンセグを視聴できる
先ほども記載しましたが、ARROWS Tab Wi-Fiは、ワンセグチューナーを内蔵しており、外付け機器なしでワンセグを視聴可能です。
我が家では、全8局中6局は途切れることなく視聴できました。残りの2局は映像がやや途切れることがありました。他の機器と比べて受信感度は良いほうだと思います。以前レビューしたPC用ワンセグチューナーも感度が良かったですが、これと同等程度の感度でした。

特徴3 - レコーダーで録画したテレビ番組を視聴できる
ARROWS Tab Wi-Fiは、DTCP-IPに対応したDiXiM Playerがインストールされており、レコーダー機器で録画したテレビ番組を、ネットワーク経由で視聴することが可能です。ワンセグと違い高画質な映像を楽しむことが可能です。
今回、PCに接続したテレビチューナー(アイオーデータ GV-MVP/XZ)でテレビ番組を録画し、ARROWS Tab Wi-Fiで視聴してみたところ、途切れることなく映像を視聴できました。

次に、ブルーレイレコーダー(ソニー BDZ-AT500)で録画した番組を視聴できるか確認したところ、DRモードで録画した番組は視聴できました。しかし、それ以外の長時間録画モードで録画した番組は、「ビデオを再生できませんでした」というエラーが表示されてしまいました。原因は不明です。ただし、これは、ARROWS Tab Wi-Fiの問題というよりも、DiXiM Playerのアプリの問題だと思います。
私は居間のブルーレイレコーダーでテレビ番組を録画していますが、子供がいる関係で居間のテレビはほとんど使えません。そのため本機のようなタブレットがあれば便利です。ちなみに、今はDiXiM Digital TV plusというソフトをパソコンにインストールして視聴しています。
特徴4 - TSUTAYA TVやBooksVアプリがプリインストール
ARROWS Tab Wi-Fiは、映画やドラマをレンタル(ダウンロード)できるTSUTAYA TVや、電子書籍を購入できるBooksVがプリインストールされています。両方ともタイトル数は多いほうです。
また他にも、ひかりTVどこでも(2012年2月サービス開始)や、じゃらん、ニッセンスマートカタログ、朝日新聞、サロン検索、総合辞書+などのアプリがプリインストールされており、便利なアプリをすぐに使うことが可能です。


液晶画面のチェック
液晶画面のチェックです。
画面はギラツキなどなく綺麗です。視野角も非常に良いです。おそらくIPS液晶ではないかと思われます。

バッテリー駆動時間のチェック
本機のバッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー駆動中は、1280x720の解像度の動画を連続再生させました。輝度は中間の値に設定しました。
その結果、バッテリー駆動時間は5時間41分でした。まずまずの駆動時間だと思います。
重量のチェック
ARROWS Tab Wi-Fiの重量のチェックです。
当サイトで実測したところ、594gでした。非常に軽いです。
700gほどあるタブレットと比較すると、実際に持ってみた時、体感で重さの違いが分かります。

表面温度のチェック
ARROWS Tab Wi-Fiの表面温度のチェックです。
裏面の右側(正面から見ると左側)の温度がやや高めです。実際に触っても、温かいと感じます。ただし、パソコンの表面温度もこのくらい熱くなるので、問題ない範囲だと思われます。

外観のチェック
外観のチェックです。
本体の両サイドにはステレオスピーカーが搭載されており、タブレットにしては音が良いです。

背面です。音量ボタンが微妙な位置にあると思うことでしょう。おそらく両手で持ったときに、左手の人差し指で押しやすい場所に設置したのではないかと思います(指の短い日本人にはちょっと届きにくい気もします)。また、指紋センサーも搭載しています。指紋認証で画面のロック解除が可能です。

左側面には、次のような端子が搭載されています。

薄さです(下図)。防水仕様であるため分厚くなっているかと思いましたが、そうでもありません。一般的な厚さだと思います。

卓上スタンド(充電可)の画像です。オプションではなく、付属してくるのが嬉しいです。充電だけでなく、テレビを観るときのスタンドとしても便利です。

仕様
最後に主な仕様を掲載します。FLASH ROM が32GBか16GBによって型番が異なります。
| ARROWS Tab Wi-Fi | ||
|---|---|---|
| 型名 | FAR75A | FAR70A |
| メモリ | RAM 1GB/ FLASH ROM 32GB |
RAM 1GB/ FLASH ROM 16GB |
| 液晶 | 10.1インチ(1280x800) | |
| バッテリー駆動時間 | 動画再生時:約10時間 音楽再生時:約83時間 |
|
| カメラ | OUT:510万画素 IN:130万画素 |
|
| サイズ[mm] | 262(W) x 181(H) x11.3(D) | |
| 外部スロット | microUSB、ヘッドホン、microSDカード | |
| DLNA | DTCP-IP対応 | |
| 文字入力FEP | ATOK | |
| 卓上ホルダ | 付属 | |
まとめ
以上が富士通 ARROWS Tab Wi-Fiのレビューでした。
ARROWS Tab Wi-Fiは、(1)防水、(2)ワンセグ、(3)DTCP-IP対応DiXiM Playerという3つの機能を搭載している点が特徴的なタブレットです。「お風呂でテレビが観たい」、「台所でレシピやテレビが観たい」という方にベストな製品です。
若干裏面が温かくなる部位がありますが、重量も軽く、画面も綺麗で、良いハードではないかと思います。
アプリも多く、文字入力もATOKであるためスムーズで、初心者でも使いやすいと思います。
NTTドコモから発売されているARROWS Tab LTE F-01Dは、Xiデータ通信サービスに加入しなければならず、月額使用料が発生します。しかし、主に自宅内で使う人や、Wi-Fiルーターを所持している方の場合、データ通信サービスへの加入は不要なケースも多いです。そのような方は、本機のようなWi-Fiのみのモデルのほうが良いはずです。また、データ通信サービス機能に関する余計なトラブルも発生しません。
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※今回レビューした製品は試用機であり、実際に販売される商品仕様と異なる可能性があります。


