Air Back Personalの評価レビュー

Air Back Personalは、リアルタイムでファイルをバックアップするソフトです。
ファイルを作成・更新すると、すぐに別のフォルダへバックアップされます。
多くのバックアップソフトが採用している日時を指定してバックアップする方式の場合、最後のバックアップ後に作成・更新されたファイルは、復元することができません。しかし、本ソフトはファイルが作成・更新された瞬間にバックアップするので、常に最新の状態へ復元可能です。
また、世代管理可能であるため、「やっぱり保存前の状態に戻したい」といった時にでも、古い世代(バージョン)のファイルへ復元することが可能です。
特徴1 - リアルタイムにバックアップ可能
本ソフトの特徴は、リアルタイムでバックアップできる点です。バックアップ元にファイルが作成されたり、更新されたりすると、即時にバックアップ先へバックアップされます。
実際にバックアップ元のフォルダにファイルを作成してみましたが、ファイルが作成されたと同時に、バックアップ処理が開始されました。
また、リアルタイムバックアップだけでなく、曜日と時間を指定するスケジュールバックアップや、シャットダウン時に実行するバックアップなどを選択することも可能です。

特徴2 - 世代管理機能が可能
本ソフトは、最大99世代まで、世代を保存することができます。かなり前の世代へ復元することができるため、頻繁にファイルを保存する人でも安心です。

一方向同期可能だが、両方向の同期はできない
本ソフトは、バックアップ元のファイルを削除したときに、バックアップ先から削除することも可能です。そのため、一方向でのファイル同期(レプリケーション)が可能です。
ただし、両方向の同期はできません。バックアップ元においてファイルが作成・更新・削除されたとき、バックアップ先のファイルも作成・更新・削除されますが、バックアップ先のファイルを作成・更新・削除しても、バックアップ元では何も起こりません。
バックアップ手順
詳細なバックアップ手順を紹介します。
尚、本ソフトの画面は、「標準モード」と「かんたんモード」の2種類が用意されています。ここでは、標準モードでの設定手順を紹介します。
バックアップ先の設定
最初に、バックアップ先を作成します。
本ソフトを起動し、左ペインの[バックアップ先設定]を選択し、右ペインの[追加]を押します。

ドライブを選択します。もしNASへバックアップしたいときは、ドライブマップしておきましょう。

ドライブ内のフォルダを選択することも可能です。

バックアップデータの圧縮や暗号化をすることも可能です。

設定内容を確認し、バックアップ先の設定は終了です。

バックアップ元の設定
次に、バックアップ元の設定を行います。
左ペインの[バックアップ元設定]を選択し、右ペインでバックアップ元を選択します。デフォルトでは、下記のようにデスクトップメール、インターネットなどのバックアップ元が用意されています。任意のフォルダを追加することも可能です。

バックアップ方式は、先にも紹介しましたが、「リアルタイム」、「スケジュール」、「シャットダウン」の中から選択できます。バックアップ対象によって、バックアップ方式を変更するとよいでしょう。

こちらも、先述しましたが、世代管理が可能です。

バックアップ元ファイルを削除したときに、バックアップ先のファイルをどうするか設定することができます。「削除する」を選択すると、バックアップ元とバックアップ先のファイルが常に同一になります。

「時間をあけて削除する」を選択することもできます。この場合、いつ削除されるかは、バックアップ方式によって異なります。マニュアルを抜粋し、下に掲載しておいたので、ご覧ください。

バックアップ先のファイルのアイコンへ変更することも可能です。ただし、アイコンを変更した場合、本ソフトを使用しないと、リストア出来なくなります。

以上で、大まかなバックアップの設定は終了です。他にも細かい設定はありますが、ここでは割愛します。
また、初回起動時は、ウィザード形式でバックアップの設定を行うこともできます。
リストア手順
リストアしたい場合、本ソフトを起動し、左ペインの[リストアと削除]を選択し、リストアしたいファイルを選択します。

下記のように、[最新]の文字の横にある矢印ボタンを押すと、古い世代のファイルが表示されます。ここから、ファイルをリストアすることも可能です。

リストア先は、元の場所に戻すこともできますし、別のフォルダに戻すこともできます。

ソフトを使用せず、バックアップ先のフォルダから、直接ファイルをリストアすることも可能です。ただし、バックアップ時にアイコンを変更している場合などは出来ません。
デスクトップのファイルを、バックアップ先を「D:\airbackup」とした場合、下図のようなフォルダ構成でバックアップされます。RIはソフトの開発元、userはログインユーザー名、DTはデスクトップ、00は世代なのではないかと思います。

まとめ
以上が、Air Back Personalのレビューでした。
リアルタイムバックアップが可能な点と、世代管理が可能な点が本ソフトの特徴です。「ファイルを保存したけど、保存前のファイルに戻したいな~」という経験をお持ちの方に良いのではないでしょうか。リアルタイム同期できるソフトの中では、価格も安いです。
設定画面も分かりやすく、初心者でも使いこなせると思います。
ただし、両方向の同期や、イメージバックアップはできませんので、ご注意ください。
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