NASのデータ完全消去(削除)方法
NASのデータの消去はどうやるの?
NASを捨てる時やオークションで売るときに、保存されているデータの削除方法に困りませんか? ここでは、WindowsでNASのデータの消去(削除)する方法について紹介します。 ただし、NASを分解する作業を行うのでメーカー保証は受けられなくなります。 最悪の場合、データは消えても良いという方のみ、挑戦してみてください。
NASをオークションで売りたいんだけど・・・

NASを捨てる時やオークションで売るときに、保存されているデータの削除方法に困りませんか? 外付けハードディスクなら「ターミネータ データ完全抹消」等で削除できますが、NASだと困りますよね? NASのようなネットワーク上のハードディスクを完全に消去するようなソフトは売っていません(というか無理です)。ここでは、バッファローのLinkStationや、アイ・オー・データのLANDISK等のNASのデータを、完全に消去する方法について紹介いたします。
NASを分解

まず、NASを分解します。 今回はバッファローのLinkStation HD-HG160LANで試してみます。
左の図が、分解前と分解後の図です。
IDE/SATA-USB変換アダプターを使用

NASを分解したらハードディスクを取り出し、IDE/SATA-USB変換アダプターにつなぎます。 尚、今回使用した変換アダプターは、「あばれ馬」という製品を使いました。 選択理由は安かったからです。安くても、問題なく動作しました。なお、上の図にHDDにつなぐACアダプタが写っていませんが、ちゃんと付属しています(撮り忘れただけです)。
変換アダプターに接続した後、パソコンへUSBでつなぎます。 OSがWindows 2000 以上なら自動でハードディスクを認識します。今回はVistaでしたので、問題なく認識しました。
Acronis True Image 11 Home でバックアップ

NASのデータを、念のためイメージバックアップしておきます。 この手順は行わなくても良いのですが、万が一、データ消去に失敗した場合、復元できるように私はバックアップしておくことをおすすめします。 バックアップにはAcronis True Image 11 Home が良いでしょう。 AcronisはLinuxをベースに作られていますが、NASもLinuxを使っているので相性が良いです。 また、Acronis
True Image を使えば、データを消去することも可能です。
Acronis True Image 11 Home でデータ消去

次は、やっとデータの消去(削除)です。 データの消去をするときは、一番大きなパーティションだけ消去します。 左の図で言うと、赤で囲った部分です。他のパーティションには、OSがインストールされているので残しておきます。

Acronis True Image 11 Home を使った場合、データ抹消後の処理を選択できます。 ここでは「フォーマットする」を選択して下さい。 そうすることで、消去したパーティションを消去前と同じファイルシステムでフォーマットしてくれます。ここでフォーマットしておかないと、WindowsではNASのフォーマット形式(主にext3)でフォーマットできません。

データ抹消のアルゴリズムは、高速以外を選択するとよいでしょう。 試しに米国海軍海軍準拠 NAVSO P-5239-26-MFM方式で、160GBを消去したところ、約8時間かかりました。データ消去に必要な時間は長いので、注意しましょう。
NASの組み立て+共有フォルダの削除+初期出荷状態へ戻す

データ消去が終了したら、NASを元に組み立てます。電源を入ると、最初は、共有フォルダが見えないと思います。そこで、Web管理画面から共有フォルダをすべて削除します。最後に初期出荷ボタンを押します。これで、次からは共有フォルダが見えるようになると思います。
最後に
以上ので手順で、NASのデータを完全消去できると思います。ただし故障したり、動作しなくなっても保障はできません。 分解した時点でメーカー保証も受けられないので注意して下さい。 最悪、NASは壊れていも良いという方のみ挑戦して下さい。
今のNASはデフォルトの共有フォルダが削除できなかったり、ファイルシステムがext3ではなく、各メーカー独自のフォーマットになっている場合もあります。その場合はうまくいかない場合もありますので、データ消去する前は、バックアップをとるようにしましょう。

