SONY PlayStation 3Dディスプレイ(CECH-ZED1J)のレビュー

PlayStationに最適な3Dディスプレイ
SONY PlayStation 3Dディスプレイは、高品質な3D映像に加え、迫力のあるサウンドのサブウーファー、3D立体視を利用した新機能「SimulView」を搭載した3D対応24型液晶ディスプレイです。
HDMIが2つに、コンポーネント入力まで搭載し、PS2やPSPまでフルスクリーンで楽しむことができます。
DVIやD-Sub入力端子を搭載していない点や、パネルの映り込み・ギラツキ具合を考慮すると、PC作業用としては不向きですが、ゲームをするなら良い液晶ディスプレイだと思います。
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基本スペックのチェック
基本スペックのチェックです。注目すべき点は、VAパネルということです。VAパネルは他のパネルと比べ、バックライトの光を完全に遮断できるため、黒がしっかりと「真っ黒」に表示されます。また応答速度もVAパネルにしては4msと速く、残像も少ないです。
入力端子はHDMI端子を2つに加え、コンポーネント端子まで搭載されており、PS3だけでなくPS2やPSPまで接続が可能です。
スピーカーは正面の3Wのステレオスピーカーに加え、背面に5Wのサブウーファーを搭載しています。そのため高音質で迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
ただし、DVIやD-sub端子は搭載されていないため、パソコンはHDMI端子で接続する必要があります。また、表面処理がグレア(光沢)加工なので、映り込みがあるのが難点です。
| 製品名 | PlayStation 3Dディスプレイ (CECH-ZED1J) |
|---|---|
| サイズ | 24型ワイド |
| 解像度 | 1920x1080 |
| 表面処理 | 光沢 |
| パネル方式 | VA |
| バックライト | 白色LED |
| 応答速度 | 4ms |
| コントラスト比 | 5000:1 |
| 入力端子 | HDMI ×2 コンポーネント ×1 |
| スピーカー | ステレオ2ch(3W×2) + Sub Woofer(5W) |
| 位置調節 | チルト機能 |
| 消費電力 | 約60W |
| 重量 | 5.7kg(スタンド含む) |
| 内容物 | 電源コード(1.5m) ×1 3Dメガネ1セット ×1 HDMIケーブル(2.0m) ×1 |
3Dメガネのチェック
同梱されている3Dメガネ
本製品には3Dメガネが付属されています。中にリチウムイオン充電池が内蔵されており、付属のmicroUSBでPS3やPCに繋いで充電します。また3Dメガネ用のケースも付属されています。
メガネは大きめで、ノーズパッドがしっかりしており、付け心地は良いです。長時間付けていても苦にならず、むしろ付けていることを忘れてゲームに没頭できます。
サイズは大きめ
充電は上部にあるmicroUSB
この3Dメガネはアクティブシャッター方式を採用しており、ディスプレイが3D映像を認識すると、3Dシンクロトランスミッターから3Dメガネへ信号を送ります。左目用と右目用の信号が交互に送られ、それに合わせてメガネも左右交互に視界を遮断することで、3Dの映像を映しだしています。
視界が遮断されることが多いため、全体的に視界が暗くなり、暗い映像の場合は部屋も暗くしないと見にくい場合があります。
3D非認識時 3D認識時
3D映像のチェック
3Dゲームをプレイ
実際にPlayStation3で3Dゲームをプレイしてみました。
下記のゲームをひと通りプレイした感想としては、他の3D方式やコンテンツよりも、しっかりとした3D映像が楽しめると思いました。クロストロークは少なく、目立った残像もありません。またVAパネルであるため、黒色が綺麗に表示されるので、光源処理による影の表現や、夜の場面が一層綺麗に見えます。
私がプレイしたものは全て立体感のある映像を楽しむことができ、よりゲームの世界に没頭することができました。ただし、ロード画面や暗い場面ではパネルに自分の姿が映り込むことがあり、せっかくゲームの世界に没頭しているのに、そこで一気に現実世界に戻される時がありました。

「アンチャーテッド3」

「KILLZONE3」

「ワンダと巨像 HDリマスター版」

「ソニックジェネレーションズ 体験版」
3D映画を視聴
3D映画に関してはディズニーの「トロン」を視聴しました。こちらも気になるクロストロークは少なく、残像も目立ちません。 前述の通り、VAパネルは黒の締りが良いので、暗い場面はより綺麗に表示されます。
ただ映画視聴でもパネルの映り込みは気になります。特に明るい部屋だとライトの光まで映り込んでしまうため、注意が必要です。

3D版「トロン」を視聴
SimulView機能
SimulView(サイマルビュー)機能とは通常の3D映像とは異なり、一人は右目用、もう一人は左目用といったそれぞれ異なる映像を表示し、3Dメガネのシャッター制御で強制的にそれぞれ片方の映像しか見えないようにする事により、一つのディスプレイで2つの映像を楽しめるという機能です。もちろんSimulView機能では3D立体視は非対応になり、2D映像になります。
1Pと2Pの視点が重なっている状態
このSimulView(サイマルビュー)機能により、これまで2人同時プレイの際、画面分割でプレイしていたものが、一台の3Dディスプレイで異なる映像をフルスクリーンでプレイすることが可能になります。
実際に「KILLZONE3」でSimulView機能を使い、2人同時COOP(協力プレイ)をしてみたところ、正直なところ半信半疑だったのですが、本当に別の視点が表示されており驚きました。
下の写真の様に3Dメガネを1P視点、2P視点と切り替えることによって、3Dメガネを通して表示される映像が変わります。またSimulView機能でも、クロストロークは少なく違和感なくプレイできました。
1P視点 2P視点
入力遅延をチェック
格闘ゲームは難しい
「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイ
入力遅延のチェックでは普段やり慣れている「スーパーストリートファイターIV AE」をプレイしてチェックします。
本製品の入力遅延は正直に言って大きいです。入力遅延の少ないTNパネルと比べると、体感でわかるくらい違います。動きがモッサリしており、目押しがやりづらいです。
アクションゲームやアドベンチャーゲームをプレイするくらいではさほど障害にはなりませんが、60フレームの世界で戦う格闘ゲームでは本製品でのプレイは難しいでしょう。

