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HP Elite 21.5インチワイド Ultra Slim モニター L2201xのレビュー

更新日:2011年8月23日
HP L2201xの特徴

極薄!液晶ディスプレイ

HP L2201xは、薄さがわずか約1cmしかなく、スタイリッシュでデザイン性に優れた21.5型ワイド液晶ディスプレイです。

パネルには、VAパネルの視野角を改良したMVAを搭載し、高いスタティックコントラスト(5000:1)と、広い視野角を実現しています。

注意点としては、DVIやHDMIで接続することができず、DisplayPortのみ接続可能な点です。また、手動による色調整等もできません。

このような制限もありますが、それを補って余りある美麗なボディです。このスタイルに惚れたなら「買い」だと思います。

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基本スペック

HP L2201xの基本スペックです。

本機は、液晶パネルにMVAを採用し、VAパネルのコントラスト比が高く、黒が引き締まる特徴を生かしつつ、視野角を改善しています。

PCとの接続は、DisplayPortのみとなっており、ミニD-Sub15やDVI、HDMIで接続することができません。DisplayPortの普及は今一歩で、DisplayPortを搭載していないパソコンも多いので、ご注意ください。尚、DisplayPortケーブルは付属しています。

基本スペック
製品名 HP L2201x
サイズ 21.5型ワイド
解像度 1920x1080
表面処理 非光沢
パネル方式 MVA
高さ調節機能 なし
入力端子 DisplayPort
スピーカー なし
その他付属品 DisplayPortケーブル×1 (1.5m)
電源ケーブル×1 (1.9m)

特徴 - 約1cmの薄型ボディ

本機の最大の特徴は、薄さ約1cmの極薄ボディです。

とにかくデザイン性と、省スペースさに優れており、展示場、受付、来客用会議室など、人目につくところで活用すると映える液晶ディスプレイだと思います。


薄さ約1cm

画質のチェック

画質のチェックです。

メリハリのある画質で、暗い色はより濃く、明るい色はより薄い調整になっています。

ただ、(個体差があるのかもしれませんが)近くで見ると、テキスト文字がややにじんで見えました。


正面からの画像

 

MVAパネルを搭載しているため、スタティックコントラスト比が5000:1と高く、黒が引き締まって見えます。夜景など綺麗です。


黒ベースの画像

 

視野角は、TNパネルやVAパネルよりも良好です。ただしIPSパネルほどの視野角はありません。


上下の視野角


横からの視野角

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、明部が高く、暗部が低く、逆S字のように補正されています。そのため、実際の画像は、明るいところは薄く、暗いところは濃く、メリハリが強い画質になります。


ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、普通です。

付属のCDに添付されているICMファイルで色域を確認すると、sRGBをピッタリカバーしていましたが、i1 BASIC PROで測定した結果では、sRGBをややカバーしきれていませんでした。


ガモット図(それぞれsRGBと比較)
BenQ XL2410TよりLG E2370V-BFのほうが、赤と緑の部分の色域が若干広い
※ i1 BASIC PROでICCプロファイルを作成後、ICCViewでグラフを作成

 

画素の拡大図です。

1つ1つの画素は、4分割されています。やや緑の発色が強い気がします。ノングレア処理面は比較的なだらかです。これらの画素の形やノングレア処理面の特徴がギラツキ等に関係してくると思われますが、まだデータが少なく何とも言えないので、今後データをたくさん採取して考察していきたいと思っています。

尚、本機は、それほどギラツキは感じませんでした。


画素の拡大図
※マイクロスコープ(FS-SST240 )で撮影

外観のチェック

外観のチェックです。

薄くて、余計なボタンもなく見た目は非常に素敵です。液晶フレーム(ベゼル)部分は、光沢で指紋が付きやすいです。

画面の傾きは、下記の間で調整できます。

DisplayPortと電源コネクタは、左の側面にあります。通常、このようなコネクタは背面にありますが、薄さを維持するために側面に搭載しているのだと思います。

背面にコネクタ類は一切ありません。

前面に、電源ボタンと、輝度調節ボタンがあります。表示モード(動画モード、Pictureモードなど)や、色の調整(色温度またはRGB調整)などはできません。色調整をするなら、市販のカラーマネージメントツールを使用するしかないです。

まとめ

本機は、DisplayPortでしか接続出来なかったり、手動で色の調整が出来なかったりと、やや制限のある製品です。ただし、これらの制限を補って余りあるデザイン性の高い液晶ディスプレイです。

展示場、受付、来客用会議室など人目に付くような場所で使用すれば、お客様が興味を持ってくれ、話題の1つになるかもしれません。また、部屋のデザインにこだわっている人も、本機のようなスマートな液晶ディスプレイは、部屋のイメージを損なわないのではないかと思います。

ただし、色がメリハリのある調整になっている点と、近くで見ると文字がややにじむ点から、長時間使用すると目が疲れるかもしれません。長時間作業する人には、HPのノーマルな液晶ディスプレイのほうが良いでしょう。

尚、本機は店頭で販売しておりません。ご購入はHP Directからどうぞ。

詳細はこちら
HP ダイレクトプラス